ドラマ『35歳の少女』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.2
- 10/10放送分
25年ぶりに目が覚めたらみんな嫌いの回。心は10歳で体は35歳という異質さの説得力はあった。母親の得体の知れない怖さや、望美の言動が予測不能な怖さや、壊れた家族のストレスが爆発しそうな怖さなど、怖さがサスペンスを生み出して、惹きつけるものがあった。目覚めた時の母親のリアクションの薄さとか、病院関係者の影の薄さなどは少し気になった。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 11位
- 偏差値
- 64.4
- クールランキング
- 1位
- どみじなスコア
- 3.537
- どみじなドラマ賞
- 金鮪賞
- 最優秀男女優賞
- 場面賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- ホームドラマ(一般)
- 放送開始
- 2020/10
- 放送系列
- 日本テレビ
- 放送時刻
- 土曜 22:00
- 主な出演
- 柴咲コウ
- 坂口健太郎
- 鈴木保奈美
- 橋本愛
- 田中哲司
- 富田靖子
2話:感想・レビュー
- 3.6
- 10/17放送分
小学校時代の友人に会ったり小学生っぽいことをしたりする回。話が大胆なので、『ありえない』と『説得力』のせめぎ合いになるが、これまでのところ、俳優陣の説得力が上回っていて、見ごたえのある出来だった。観ている方が怖くなるくらいの間を使ったりして、それが家庭内のリアルさを醸し出していた。
3話:感想・レビュー
- 3.4
- 10/24放送分
代行業についていって社会勉強の回。整形のくだりは、そうじゃないことを目の前の人が証明してる気がしたのと、イケメン俳優だと説得力に欠ける気がした。氷が簡単に溶けないみたいなところは、ミステリー要素として効いていた。
4話:感想・レビュー
- 3.8
- 10/31放送分
中学生になって反抗期を迎える回。動画に関しては、通報されてすぐに消されそうだから、リアリティと陰湿度アップのために、目線モザイクぐらいは入れて欲しかった。中学生になったわけだが、外見以外はそう見えてくるのが凄かった。
5話:感想・レビュー
- 3.6
- 11/7放送分
みんながいっぱいいっぱいだけど思春期を迎える回。結人の行動がなんか腑に落ちないというか、説得力がやや欠けるというか、エピソード不足な気がした。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 11/14放送分
おままごととハローワークと理想と現実の回。主要人物がみんな不安定で、よからぬ方向に行きかねない雰囲気があって、色んなフラグが立ちっぱなしというか、小さなサスペンス要素がたくさんあって、惹きつけるものがあった。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 11/21放送分
バイトと婚活と最後の晩餐の回。クレーマー客のくだりは、あの乱暴そうな男が、わざわざ上品な方の呼び方を言うのは違和感があったのと、正論でおとなしくなってたから問題なくない?ってなった。現実離れな感じが少し目立って気になった。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 11/28放送分
あの人みたいな灰色の世界の回。やってることはマッチングサービスみたいなことだから、別に悪いことやってるわけじゃないしな、と思った。変貌するにはちょっと短期間すぎるんじゃないか、という気はした。
9話:感想・レビュー
- 3.8
- 12/5放送分
母親とお別れの回。望美の心変わりは、なんなら今村家の方を削ってでも、もう少し時間とエピソードが欲しかった。母親の鉄仮面ぶりは、そうなったことが納得できるエピソードがないままだったのが残念だった。
最終話:感想・レビュー
- 3.6
- 12/12放送分
それぞれの進む道の最終回。最終回にありがちというか、理想的なプロットありきで、強引に都合よくストーリー展開している感じがあって、なんかモヤモヤした。母親が笑顔を一切見せなくなった、経緯的なエピソードが最後まで無く、ミステリー要素としては不合理で消化不良だった。