ドラマ『CODE -願いの代償-』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.2
- 7/2放送分
今日は大事な日だから飲みにいけない回。大学生も刑事も、アプリの仕組みにそれほど疑問を持たないことや、怪しいケースを普通に運んだりなど、行動に少し違和感があった。もう少し欲というか、パブロフの犬的な部分の描写を掘り下げて、行動とのバランスが取れれば、説得力が出たのかなと思った。主人公が初めて願いを叶えたリアクションとして、普通は、なんで知ってるか疑問に思い、アプリの配信者が事件に繋がっていると考えて、サイバー課とかに問い合わせる方向になる気がした。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 64位
- 偏差値
- 60.8
- クールランキング
- 6位
- どみじなスコア
- 3.415
- どみじなドラマ賞
- 作品賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- サスペンスドラマ
- 放送開始
- 2023/7
- 放送系列
- 日本テレビ
- 放送時刻
- 日曜 22:30
- 主な出演
- 坂口健太郎
- 染谷将太
- 松下奈緒
- 堀田真由
- 三浦貴大
- 鈴木浩介
- 青柳翔
- 玉山鉄二
- 臼田あさ美
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/9放送分
ネズミとか害虫は駆除しなければならないと反社に教わる回。音楽が効果的で、刑事パートなんかは、サスペンス感がいい具合に出てて、吸引力がなかなかだった。サスペンス感を損ねない、カット割りも含めたテンポの良さが印象的だった。ミステリーパートのテンポというかペースも良くて、フリーライターを絡めた謎の解明が、自然だったし、解明する粒度が丁度よかった。
3話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/16放送分
同僚が証拠集めに有能な回。これといった見どころはなかったのだが、話が堅実に進んでいて、なんだかんだ楽しめた。料理で言うと『大切な人を亡くした復讐劇 ~アプリによるミステリーと、刑事サスペンスを添えて』みたいな、戦略的で効果的な添え物というか、添え物といっても単体でいけるような力強さがあって、粒立ちよく絡み合っているのは好印象だった。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/23放送分
親友が運営側に消される回。親友の事件に関する活動が多く、悠香の事件が少し隅におかれてしまった感じがあったのと、椎名周りや、百田の親友の件もあったので、復讐が渋滞してしまって、今まで一本道だったのに、急に五差路がきて戸惑う、みたいな感じが少しあった。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/30放送分
三輪さんに襲撃される回。田波さんが案外すんなりと自由になれたなというか、百田の件は、二宮が言ってるだけだから、警察内部にいるらしいお友達によって、二宮が百田をってなるのが自然な気がしたので、なんとなく違和感があった。分かりやすいバイオレンスの象徴である甲斐が復帰してきたのは、サスペンス感を振りまいてくれそうだし、展開が広がりそうで、期待感があった。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/6放送分
兄が引き寄せた似た者同士の回。主役が少し不在になって、新鮮な展開ではあって、マンネリ防止によかった。ドンパチするシーンは、少しタイミングが合っていないというか、隠れるのを待って撃ったり、態勢が整ってから撃ったりみたいな、マジで危険な感じは、そんなにしなかった。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/13放送分
CODEのコードの回。ドラマも終盤に差し掛かり、マンネリ感が出てきそうなものだが、毎回、話が進んでいる実感があるおかげか、それほどマンネリを感じずにこれた。大臣@本田博太郎の登場で、『罠の戦争』を観ていた人には、ニヤけられるシーンがあって、今にも「な、鷲津ぅ」と言い出しそうな当たり、意識してやってるだろうし、オマージュと認識した。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/20放送分
本社に潜入してドジっ子な回。CODEがインストールされているから危険というのが、完全に放電するか、スマホ壊せば回避できそうなので、それありきで話を展開されると、うーんってなった。二人で行った割に、最後は一人で行かせるのも、なんでやねんってなった。
9話:感想・レビュー
- 3.6
- 8/27放送分
CODEを作った狙いが分かってくる回。最終回を直前に怒涛の展開、みたいな謳い文句がよくあるが、そうでもないことは多々あり、でも今回に関しては、誰かが言ってるわけじゃないけど、その謳い文句がしっくりきた。主人公サイドに色々と被害が及んで、サスペンス感が強めだったのと、テンポもよかった。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 9/3放送分
CODEが願う最終回。人工知能の行く末への警鐘みたいなのが、すごく感じたわけではないが、ほのかに香って、いいスパイスだった。爆弾のくだりは、セリフの長さと残り秒数が合わなくて、いやもう爆発してるんじゃ?と思ってモヤモヤした。ラストは好き嫌いがあるかなと思ったが、海外の原作なので、そういうこともあるか、と納得はできた。