ドラマ『40万キロかなたの恋』各話の感想・レビューと採点

各話の感想・レビューと採点

いや地球帰んないしの回。率直な感想をいえば、チープだなとは思うのだが、『浦安鉄筋家族』の再開までの繋ぎだろうし、脚本は大急ぎで作ったのかもしれないし、宇宙船内作る時間も、予算もないんだろうし、コロナだし、登場人物が少ないのも致し方ないんだろうし、制約が多かったんだろうなと思った。

過去の別れと花火の回。変わらずチープなのだが、二人の関係性を表現する、千葉雄大と門脇麦の演技をシンプルに楽しめた。チープで登場人物が少ない弱みが、逆に二人の演技に集中させてくれて、これはこれでありだなと思った。

ライブ配信中にYuriが暴走の回。今回は吉岡里帆（声）も参戦して、テレ東にしては豪華な三つ巴で、後半はなかなか圧巻だった。AIがあんなことする？という疑問は浮かびつつも、演技でねじ伏せられた。

いろいろあって宗一が地球に帰還の回。決定には疑問というか、手直しすればいいだけな気がしたが、後半にはそれも関係なくなってしまった。Yuriの話し方は、もう少し一貫性が欲しかった気はしたが、それでも、3人の4話分の話の帰結が印象的だった。