ドラマ『アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班』各話の感想・レビューと採点

• 3.2
• 10/11放送分

妻が亡くなって不倫相手がグイグイくる回。刑事ドラマというと、犯人が誰なのかに焦点を当てるパターンが多いと思うが、本作は事件と犯人の特異性、とりわけ愛憎劇に焦点を当てていて、よくある刑事ドラマの外見を持ちながら、観た後の感想は刑事ドラマではない、どちらかというと『アンビリバボー』の事件回を観たあとの感想に近く、低予算ながら話で勝負できていて、掘り出し物だなと思った。

• 3.0
• 10/18放送分

不倫相手が子供を懐柔してくる回。動機は普通だし、仕掛けも物凄くはないし、テレ朝あたりの量産型刑事ドラマなら、何も感じない回になりそうだが、動機や仕掛けの先にある、狂気に焦点を当てていて、秋元才加の好演もあり楽しめた。ただ、最後の捨て台詞が伝わらないというか、もっと愛しか見えていない感じが出せたらよかったのかなと思った。

• 2.8
• 10/25放送分

息子をほったらかしにして男と会っていた女が白骨化の回。どうも話に興味がわかず、全体的に地味な話だったし、誰が犯人でもいいかなと思ってしまった。1～2話目と違って、タイトル通りの愛憎が全然見えてこなかったので、普通の刑事ドラマみたいになってしまい残念だった。

• 2.8
• 11/1放送分

輝く星と書いてダイヤの後編の回。アイゾウならではの、しつこいくらいの愛憎劇が見えてこなかったので、普通の刑事ドラマだった。ラストに参考となった事件を紹介していたが、その事件自体が、それほどインパクトがなかったので、事件の選び方がまずい気もするし、現実にはドラマになるような事件は、そんなにないかもしれず、もうオリジナルで作ってくれてもいいのにな、と思った。