ドラマ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』各話の感想・レビューと採点

各話の感想・レビューと採点

1話:感想・レビュー

  • 3.2
  • 9/8放送分

新菜があの言葉を発したせいで文芸部の脳内が侵食される回。どこか映画感が強く、こちらとしても姿勢を正して観ないといけない気がしてくるのと、コミカルになりきれない部分はあったが、あの頃のリアリティというか生々しさはあった。泉の女心を分かってない発言や、街中の景色がそっちに見えるくだりのスピード感など、いろいろ良かったが、和紗が近づくまで気付かないのは、ヘッドホンをしてる訳でもないので無理があった。

ランキング情報

どみじなランキング
52位
偏差値
61.3
クールランキング
6位
どみじなスコア
3.431
どみじなドラマ賞
作品賞
俳優賞
場面賞
主題歌賞

採点グラフ

ドラマ情報

ジャンル
学園ドラマ(部活)
放送開始
2020/9
放送系列
TBS
放送時刻
火曜 25:28
主な出演
山田杏奈
玉城ティナ
横田真悠
田中珠里
畑芽育
井上瑞稀
前田旺志郎
古川雄輝
鶴見辰吾

2話:感想・レビュー

  • 3.2
  • 9/15放送分

棚からぼたもちで文芸部の顧問が決まる回。部長の恋はそんなあっさりと?と思ったが、顧問にやったであろう、ひと葉の脅しの部分をバッサリ省略するのはクールだった。

3話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 9/22放送分

泉と菅原氏のことでモヤモヤする回。前回までは主に内面を描いてきたが、今回は少し大きな外的環境の変化があって、話が進んだので楽しめたのと、恋と性に混乱する和紗がまた乙だった。

4話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 9/29放送分

菅原氏のスパルタ対応の回。まくら投げからラストへの繋がりが秀逸だったのと、和紗の風呂での小さな対抗心が微笑ましくも生々しい、あの頃はそうなんだろうなという気になった。新菜が、なんかやらかしそうなサスペンス感を纏ってきたので、今後の展開が気になった。

5話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 10/6放送分

文化祭のキャンプファイヤーで恋も燃え上がる回。和紗の今にも恋に負けそうな感じの表情がとても良くて、それがあるので、告白の結末にも感情移入しやすかった。30分枠なのに、毎回余韻を長く感じるので、いいドラマだなと思った。

6話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 10/13放送分

泣き崩れる乙女どもよの回。陰陽というか、陽を最初に見せておいて、陰を後からというコントラストが残酷で、ある意味リアリティを感じたが、コミカル部分をもう少しコミカルにできれば、もっと落差が出て、もっと泣きが活きるような気はした。

7話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 10/20放送分

不純異性交遊は禁止の回。これまた凄い角度から、とんでもないものをぶっこんでくるなあと思った。それ自体は炎上しそうなブラック校則なので、リアリティに欠けるのだが、これまでずっとリアリティ志向だっただけに、あえてぶっこんでくるカッコよさがあった。そのおかげで最終回を前にして、『最終コーナーの出口で良い位置に付けた』印象だった。

最終話:感想・レビュー

  • 3.8
  • 10/27放送分

荒ぶって戦う最終回。告白のくだりは、またぶっこんでくるなあと思った。あんなに校舎を自由に使わせてくれる違和感はあるが、それを差し引いても、圧巻のフィナーレだった。各話で積み重ねて、最終回につなげる、連ドラとして理想的だったし、一話完結では難しい限界突破があった。