ドラマ『ブラックポストマン』各話の感想・レビューと採点

• 3.4
• 8/18放送分

ネバーランドの悪魔の回。初回としては面白かったし、今後の広がりが期待できそうな話だし、演者間のタイミングや演出は、これからこなれてくるだろうから、いいドラマになりそうな予感はした。ほぼ2時間で、次から半分なのが意味分からないと、常々いっているが、今回はそれほど気にならなく、とはいえ、1時間半くらいに収めて欲しい気がした。しいていえば、脚本が分業っぽいのが、少し不安要素というか。

• 3.4
• 8/25放送分

認知症とブラック介護施設の回。認知症のサバ読みは、それはそれで軽犯罪じゃないかと思ったり、草薙が手紙読め読めうるさい割に、自分ではなんもしない感じが、なんやねんと思ったが、それが伏線なのかもしれないので、何とも言えなかった。施設長は、大人になってもイキりたくてしょうがない、愉快なキャラだったが、勧善懲悪感を出すために、あれくらいの方がいいだろうし、程よい思い切りに好感が　持てた。

• 3.2
• 9/1放送分

詐欺まがいのサプリの回。笑わなくなりましたって割には、笑ってた気がするし、家庭ではそうなのかもしれないが、あの図太さから想像すると、たぶん笑っている気がして、ミスリードを優先するあまり、納得感がおざなりになったというか。あのオッサンは誰得であんなことをやっているのか、まあ金なのかもしれないが、どう考えてもリスクがあるし、金以外のメリット、もしくは従うしかない強制力がないと、空想上のキャラでしかないというか、説得力がなかった。

• 3.4
• 9/8放送分

副島が絡みすぎている回。草薙@志田未来のやりたいことが、今いちピンとこなくて、副島を恨んでいるのか、水野@小泉孝太郎も恨んでいるのか、まあ気持ちがぐちゃぐちゃで、こじれていると見ればいいのかもしれないが、その割には、行動が一直線で迷いがない感じがして、しっくりこなかった。稲田が見事な小ボスっぷりだったが、ややオーバーすぎるかなと思った。

• 3.4
• 9/15放送分

病院の闇と誰からの指示の回。演出が効いていたし、テンポのよい展開で楽しめた。ただ、捜査が打ち切りになって「誰からの指示」なのか判明してない、と憤慨していたが、それ以前に、犯人とした人について、なんでそういう結末なのか調べないの？と思った。あと、緊急配備が「あさひの市全域」っていうのが、管轄とかあるんだろうけど、狭すぎない？と思った。

• 3.2
• 9/22放送分

施設の立て直しの回。過去の事件の顛末が描かれたものの、ブスリといく必要性が感じられなくて、後ろからオトすとか、色々できた気がするので、説得力不足だった。桃の行動がピンとこなくて、警察に言ったところで、って気がするし、むしろ言わないほうが、ひっそりと暮らせそうな気がするので、そこも説得力がなくて、しっくりこなかった。

• 3.4
• 9/29放送分

調印式をぶち壊す最終回。親玉が、分かりやすく、ここまで悪に徹してくれたおかげで、勧善懲悪がスッと成立して、終盤は見ごたえがあった。ただ、警察の奴は、動機がよく分からず、エピソードを忘れているだけかもしれないが、誰得？みたいになった。副島は事情聴取されないのが謎なのと、物的証拠がないのに、よく自白したなとか、細かいところで違和感はあったが、勧善懲悪ムードの演出で押し切っていたので、目立ちはしなかった。