ドラマ『クロステイル ~探偵教室~』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.2
- 4/9放送分
父が借金を残して失踪したので探偵学校に入学する回。父を探すために探偵になるより、自分の就職を考えた方が、生活していく上で理にかなっているので、違和感があった。幼少期のときの、"探偵になる宣言"のくだりはあったものの、もっと、今でもお父さん大好き感か、父許せん絶対見つけ出す感がないと、探偵を目指す動機付けとしては弱いかなと思った。「パワハラじゃん」的なセリフがあったが、あれがないと、観てる側がパワハラじゃんと思って、こんな探偵学校ないわ、になるので、共感の脱線防止というか、一言だけだが、効果的なセリフだと思った。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 131位
- 偏差値
- 58.4
- クールランキング
- 8位
- どみじなスコア
- 3.333
- どみじなドラマ賞
- 作品賞
- 俳優賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- お仕事ドラマ(特殊)
- 放送開始
- 2022/4
- 放送系列
- フジテレビ
- 放送時刻
- 土曜 23:40
- 主な出演
- 鈴鹿央士
- 堀田真由
- 篠田麻里子
- 草川拓弥
- 檀れい
- 山口香緖里
- 福山翔大
- 伊藤正之
- 遊佐亮介
- 高木勝也
- 板尾創路
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 4/16放送分
芹沢の幼馴染が盗聴盗撮被害にあっているかもしれない回。終盤の芹沢の高笑いからのくだりは、フォローしてるのかしてないのか、一応してるんだけど、分かりにくいというか、「誇らしい」という言葉があったから、ギリフォローみたいな、中途半端な発言だなと思った。講師の皆川は、なかなかインパクトがあったが、演出がちょっとやり過ぎというか、もう少し溶け込んで欲しかったなと思った。
3話:感想・レビュー
- 3.2
- 4/23放送分
信用調査と聞き込みと先入観の回。あのコミュ障ジャイアンは、今まで主役たちとの絡みが少なく、馴染みがないので、ジャイアンのために、という一体感に欠けていて、変な話、どっちでもいいというか、一話を代表するには脇役すぎたかなと思った。一応主役が巻き込まれたので、サスペンス感が生まれるはずだが、どうせ解決するのが透けて見えて、ほぼサスペンスにならなかった。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 4/30放送分
行方調査を同僚に邪魔される回。「やっぱり人それぞれの理由はあったわ」みたいになっていたが、一つは違ったけど、他は予想どおりで、85%くらいは正解なのに、違うってノリになるのか?と思って違和感があった。屋上のシーンは、風が強すぎて違和感があったが、風速計っぽいものが激しく回るカットを挿し込んで、『状況の荒々しさの表現ですよ』みたいに逃げていて、人工風でわざとやっている可能性はあるが、自然風だとしたら、機転が効くなあと思った。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/7放送分
調査報告書の書き方がなってないわよの回。野木が勝手に依頼を受けたのは、講師に最下位だと言われて、『負けらんねぇ』ってなったからだと思うが、その勝気な背景というか、一応は挫折が原因だと分かったが、あれだけだと説得力がないし、初回からジワジワと片鱗を見せてくれてたらなと思った。
6話:感想・レビュー
- 3.2
- 5/14放送分
ストーカーに遭ってるかもしれない調査の回。今回は、不合格で即退学、みたいな緊張感がなかったので、少しダラダラした展開に見えたのと、一話完結部分のマンネリ感が、抑えられなくなってきたというか。次回から、父の失踪に迫りそうなので、少しは新鮮な感じになりそうなのが救いだった。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/21放送分
IT会社社長の妻の不倫調査で探偵対決の回。物語が核心に迫ってきて、最終回前に、いい感じに盛り上がってきた。最後の疑心暗鬼なシーンは、本人目線で、音声カット気味で、一人ずつフォーカスし、それを細かく全員にして、揺れるようなカメラワークとか、芸の細かさがあって、映像に芸術点があるなら、高得点なシーンだったし、状況とマッチしていて説得力があった。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/28放送分
二十年前の事件の真相がわかる最終回。藤巻が、一話で豹変して元に戻るという、時間的な制約があったのかもしれないが、少し心変わりしすぎな気がしたし、真相が分かったなら矛先が変わるのでは?と思って腑に落ちなかった。校長たちの意外な面が分かり、ほっこりしたのと、鈴鹿央士の優しい声で、説得力が増したのとか、見どころがあったが、傷心の年上な依頼者に対して、朋香たちのセリフが、タメ口なのは気になった。けど、いい最終回だった。