ドラマ『Dr.チョコレート』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.6
- 4/22放送分
Dr.チョコレートとゆかいな仲間たちの回。初回からかなり楽しめた。少女が手術という現実離れした話ではあるが、リアリティとは正反対に位置するタイプのドラマだと思うし、チョコチョコの実を食べた少女が、仲間を集めて手術王を目指すみたいな、そのくらいの心持ちで観れたら、十分応えてくれそうだし、初回として大事なワクワク感があった。ただ、手術中に泣かせる流れは、少しあざとさを感じた。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 111位
- 偏差値
- 59.6
- クールランキング
- 10位
- どみじなスコア
- 3.373
- どみじなドラマ賞
- (受賞なし)
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- 医療ドラマ(外科系/救急)
- 放送開始
- 2023/4
- 放送系列
- 日本テレビ
- 放送時刻
- 土曜 22:00
- 主な出演
- 坂口健太郎
- 白山乃愛
- 西野七瀬
- 斉藤由貴
- 小澤征悦
- 葵わかな
- 古川雄大
- 前田旺志郎
- 鈴木紗理奈
- 平子祐希
- 石川恋
- 眞島秀和
- 香椎由宇
- 山本耕史
- 安達祐実
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 4/29放送分
小学校に行きたい回。臨床工学技士が必要なのか、前回疑問に思っていたが、今回活躍して、ユーティリティプレイヤーというか、なるほどねと思った。唯を囲み和気あいあいなシーンは、いいのだが、そういう話題より、なんで手術できるのか強烈な疑問があるはずで、ちょっとした説明は前回あった気はするが、にしても、当たり前にし過ぎで違和感があった。
3話:感想・レビュー
- 3.2
- 5/6放送分
番組観覧と声優アイドルグループの回。ティーチャーと唯の親子関係と、事件のミステリーと、医療ドラマとしても、それぞれの旨みがちゃんと出ているし、たぶん狙いどおりなんだろうけど、楽しめたと言い切れなくて、なにか違和感があった。大所帯だからか、リズムに微妙なズレを感じるというか、ティーチャーと唯を柱にして、タイミングを合わせていけばいいんだろうけど、今回はティーチャーが不在だったので尚更、ポスト役が抜けて収まりの悪いサッカーみたいになっていた気がした。偏頭痛の子が、社長の夢にかける動機が分からなくて、一点張りのゴリ押しだったのも、納得感に水を差した。救急車が来るまで時間がかかり過ぎるのも、話都合でしかなくて、もう少し外堀を埋めるなど、話的に説得力の手当が必要な気がした。ラストは一気に色々言っていて愉快だったが、あれはむしろ、タイミングを少しずらした方が、自然にしんがりの残高に繋がって、もっと愉快だったかなと思った。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/13放送分
医療ミスの隠蔽を許せない回。エレベーター内での手術はやりすぎ感があって、別に奇をてらわなくても、手術室でじっくりやってもよかった気がした。そもそも麻酔とかの機材あったっけ?っていう。大所帯ながら、喋る人が限られていたおかげか、前回よりまとまり感があって、唯のLVが1つくらい上がっている気がしたのと、残高とうなぎとギルベルトで、シーンの骨格を作れているように見えた。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/20放送分
本当の親子じゃないっぽい回。医療ドラマの面を被ったホームドラマな回だったが、主役組はいいとして、残高組はさほど愛着が湧いておらず、残高自体には愛着があるにしても、その家族はこれまで、そんなに露出していないので、あんなに盛り上げられても、気持ちが付いていかなかった。逆に、主役組というかティーチャーは、計画とはいえ、一番いて欲しくないところに居たわけなので、もっとリアクションをとって、盛り上げてもよかったのかなと思った。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/27放送分
め様を知ってる俳優を追う回。誰にも知られずに治療する、という約束だった気がするが、救急車呼んで見事にバレてるので、契約的にどうなんだ?と思った。そもそも救急車を呼んでいることに違和感があって、唯含め見つかったらまずいんじゃないのか?と思った。せっかく車が2台あるんだから、手術を完璧に終わらせてから、別々に運んで、残高はトランクの方に載せてブーブー言わせるとか、作中のとおり"別の方法"がある気がした。話の大枠としては悪くないのにな、と思った。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/3放送分
ZOZOっぽいところに行く回。唯が、自分がティーチャーと奥泉さんの邪魔になっている、と思っているのが、少しいきなりすぎる気がした。爆破の件は、装置を奪ったからといって、爆弾はまだそこにあるわけで、呑気にお金を分けている場合じゃないので、何も手を打たないティーチャー&奥泉に違和感があった。ギルベルトも、呑気にバルーンを作っている場合じゃないので、展開に無理があった。
8話:感想・レビュー
- 3.2
- 6/10放送分
め組の人を手術する回。奥泉とティーチャーが、急に恋愛ドラマモードになっていたので違和感があった。患者は病院で手術するのかと思ったら、まさかのテイクアウトで、よく許されたなと思った。ラストは、今までの連帯感をバッサリいってしまって、今までだって大方のリスクは認識してきたろうに、態度のオンオフがデジタルすぎて違和感があった。
9話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/17放送分
足湯が何かを隠している回。め様の正体をフワフワさせつつ、足湯が何か関係あるのでは説をミスリードさせつつ、チームが一網打尽になりそうな危うさもあって、比較的複雑なサスペンス風味が出ていて、惹きつける仕上がりだった。謎の解明のテンポがよかったが、オールバックが見掛け倒しすぎるというか、あっけなかった。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/24放送分
やれって言わない最終回。先を読んだ危機管理ではあるものの、軽井沢に招集するのが、出来すぎに感じて、話都合のニオイがした。本当に想うなら、救急車を呼んだ方が、と思ったが、話的には、その方が楽しいのは確かで、納得感を出すために、外堀を埋めるくだりがあればよかったのかなと思った。例えば、「こんなとこ救急車来るの時間かかるぞ」とか、医者をラリホーから復帰させて、でもフラフラな状態にして「今の私より君がやった方が安全だ。できる限りのサポートはするから、やってくれ」と言わせたりとか。血液パックが無いのが心細すぎたので、なんなら誰かに盗んできて欲しかった。眠っている医者について、誰も気にしない展開は、ある意味愉快だった。