ドラマ『ドラゴン桜』各話の感想・レビューと採点

• 3.4
• 4/25放送分

2年間音信不通だった桜木を龍海学園に連れて来る回。理事長はヤンキー二人組を庇ったところから見て、一応は生徒想いなんだろうし、自身の経験から、勉学ばかりやるのは否定的、なのは分かったが、全校集会での生徒たちの態度は律するべきだし、そうしないのは生徒想いと矛盾する気がして、モヤモヤした。

• 3.4
• 5/2放送分

バドミントンの大会と推薦と万引きと放火の回。編集含めてテンポがいいのと、やはり阿部寛に惹きつける力があるので、時間が短く感じるような、見入ってしまう感じになったが、ヤンキー二人組が簡単に仲間になったり、瀬戸が自首したり、岩崎が味方についたりなど、話に薄っぺらいところがある気もした。あと、万引きは隠蔽していいのかと。

• 3.6
• 5/9放送分

藤井と東大過去問で平均点対決の回。何かと上手くいきすぎな感じはするが、方法論としては楽しいし、前回までより前向きな展開で楽しめた。藤井が嫌なヤツに徹していたおかげで、勧善懲悪感も出せて、日曜劇場らしさがあったのも良かった。

• 3.6
• 5/16放送分

親バレと闇金とスタディサプリの回。スタディサプリを名前も変えずに宣伝し出したので、リクルートから金でも貰っているのかと思って違和感があった。「信じてやれ」と言ってる割に助けているのは、なにか据わりの悪さを感じた。

• 3.6
• 5/23放送分

二度目の対決で戦術＝原くんの回。原くんを心配するあの教師は、さすがに顔芸が過ぎるかなと思った。勧善懲悪の悪の方は、鈴鹿央士が引き受けていたので、あの教師に対しては、そこまで腹立つ役割はいらなかったというか。でも何だかんだ、最後の涙ぐむ感じはグッとくるものがあった。

• 3.4
• 5/30放送分

読解力を磨く三日間の合宿と小杉家の闇の回。モラハラなのかジェンダーハラスメントなのか、よく分からないけど、悪さでいったら分かりやすく悪い父親が、大活躍してくれたおかげで、勧善懲悪がうまくいっているように見えたが、あんなに病んでる父が、娘の話でコロっと変わるのは、都合よく見えた。課題とやらの発表は少し感動した。

• 3.4
• 6/6放送分

合格の見込みのないやつは東大専科をやめてもらう回。そんな感じになるだろうな、という結末で、予想するまでもない終わり方で、意外性が全くなかったのは残念だった。悪者がいなかったので、阿部寛による勧善懲悪風味もなく、見どころとしてはあまりない回だった。めっちゃメモ取ってたのに、そこそこ点数が良かったのは、なんか腑に落ちなかった。

• 3.4
• 6/13放送分

学園売却の噂と夏休みとバドミントンの回。バドミントンの岩崎じゃない方は、岩崎に偉そうなことを言っていたが、たしかお前が膝破壊計画の首謀者だったんじゃなかったっけ？というのを思い出したので、接し方に違和感があった。東大受験の方は、ほぼ生徒まかせだったので、いつものワクワク感は少めだった。

• 3.6
• 6/20放送分

大学入学共通テストの本番と売却計画の佳境の回。試験前日に、みんないい顔をしていたのが、少しジーンときたし、試験の緊張感などうまく表現されていたし、売却の方は、軽くどんでん返しはあるだろうなと思っていたけど、それでも楽しめたし、なんだかんだで盛り上がったし、それに乗れた。

• 3.6
• 6/27放送分

東大二次試験と学園売却の最終回。原くんの件と学園売却の『W勧善懲悪』が鮮やかに決まり、藤井くんの成長を感じられ、意外な来客で得した気分になったりと、サービスしすぎな最終回だった。しいて言うなら元理事長もギャフンと言わせたいというか、なんなら久美子社長、じゃなくて理事長が父を成敗すると愉快だったなと思った。密談の割に、近くで普通に社員が仕事してたのと、過去のセリフを全部覚えているわけではないが、そういうことだと過去の言動と整合性がとれるのかな？というのは気になった。