ドラマ『ファーストペンギン!』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.4
- 10/5放送分
漁師からコンサルっぽいのを頼まれたので提案したらまた裏切られる回。主要メンバーはベテランが多く、脇も深夜ドラマ主演級がそろっていて、演技的な安心感があった。和佳がなんで短期間で優秀な解決策を導き出せてしまうのか、だったら旅館で働かなくとも稼ぎのいい働き口が、という疑問はあるが、後追い要素だと思って納得することにした。終盤の和佳の暴走は見ごたえがあって、それまでに過去の裏切られ事件とかを差し込んでいたので、話的な説得力もあったが、ほんの少しだけ、いきなり感があった。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 41位
- 偏差値
- 61.7
- クールランキング
- 2位
- どみじなスコア
- 3.447
- どみじなドラマ賞
- 銀鮪賞
- 最優秀男女優賞
- 俳優賞
- 場面賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- お仕事ドラマ(特殊)
- 放送開始
- 2022/10
- 放送系列
- 日本テレビ
- 放送時刻
- 水曜 22:00
- 主な出演
- 奈緒
- 堤真一
- 梶原善
- 吹越満
- 鈴木伸之
- 梅沢富美男
- 渡辺大知
- 志田未来
- 松本若菜
- 上村侑
- ファーストサマーウイカ
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 10/12放送分
認定取り消しを阻止する回。売れる見込みがまだないのに、売れていると偽装するのは、行儀がよくないので共感度が低かった。大臣の発言が云々は、タイミングがシビアすぎるし、かつ、きちんと聞いてもらわないといけないので、たまたま感がありすぎて、納得感が低めだった。
3話:感想・レビュー
- 3.4
- 10/19放送分
東京に営業に行ったらいろいろと疑われる回。疑いが晴れて盛り上がっていたものの、漁協長による浅いフェイク写真はいいのか?と思った。100万クラスの出費をしていたが、そもそもそんな体力あるのか?とか、客を選ぶ段階じゃなくない?とか思って、なんかしっくりこなかった。
4話:感想・レビュー
- 3.6
- 10/26放送分
お魚ボックスの代品発送が多すぎて大赤字だよの回。社長と元社長の電話バトルだったり、ぶち切れだったりと、いろいろ元気な回だったので、もこみちの穏やかな心配や、ふてくされ気味の息子の憂鬱など、静かなところとの幅が広くて、なおかつ、色々な感情が混じっていて、いい回だなと思った。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 11/2放送分
先生の正体と漁業長の焦りの回。いつもと違う、魚がほぼ関係ない話だったが、マンネリ防止にこういう回があってもいいと思った。ただ、先生の好みの話は、いらないというか、本線から離れすぎの話題だと思うので、なんか違うと思った。最後の勘違いなくだりは、ちゃんとオチがついて、この回が締まった。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 11/9放送分
TV局から取材の申し込みがあって村八分の回。永沢くんの女を見る目がない件について、話の流れ上、ツッコめる人が社長しかいないが、できれば片岡あたりが、「そんな女やめちまえ」くらいにツッコんでくれると、しっくり来たかなと思った。証拠の方は、「その気はない」と言っても、エスカレートした暁には日の目を見る代物な気がして、その辺の社長としての戦略性、大事な人たちを守る逞しさ、を表現してもいい気がした。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 11/16放送分
ジャンヌダルクになってほしいと言われる回。"毒針"は意識高い系の奴ではないとして、そうなると、"毒針"が直接与えた被害は網だけで、船団に大ダメージを与え壊滅状態にしたのは、"毒針"じゃない、ただの意識高い系なわけで、仕込まれてない奴の方が、大ダメージを与えていることにモヤモヤした。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 11/23放送分
人的にも金銭的にも船団の危機の回。不思議とマンネリ感がなくて、一話完結ではないのもあるが、船団が対峙する問題が、漁協長だったり、自分たちの梱包の雑さだったり、政治的なものだったりと、コロコロと性質が変わるのが、マンネリ防止に繋がっているのかなと思った。
9話:感想・レビュー
- 3.4
- 11/30放送分
浜をひとつの会社にしませんかの回。うさん臭いニューリーダーを、救世主と詐欺師の間で、うまいことバランスを取りながら演出していて、ホワイトでもブラックでもオフホワイトでもなく、ライトグレーくらいな雰囲気を演出できていて説得力があった。片岡が頑なすぎたのは違和感があって、話都合が透けて見えた。
最終話:感想・レビュー
- 3.6
- 12/7放送分
みんな浜を思う最終回。話的にはキレイに収束したと思うし、いい最終回だった。盛り上がる場面を用意して、そうなることは"自分の責任"に向けたことと、雑音を黙らせる場で説得力もあって、近い未来も用意され、それらに沿うよう、適切なレベル感で演技や演出が行われた印象で、やるべきことをやって、いいものが出来た感じのする最終回だった。