ドラマ『ガチ恋粘着獣』各話の感想・レビューと採点

• 3.2
• 4/8放送分

スバルの彼女になりたい回。冒頭の部屋の中のグッズを映し出すカットとか、爪を噛んで異常さを際立たせるカットなど、意図のあるカットが多くて、セリフと演技以外にも、映像によって伝わってくることが多かった。話は面白く、愉快にドロドロしそうな予感があった。

• 2.8
• 4/15放送分

りこめろ登場でカオスな回。ジャンルとしては、恋愛ホラーなのかなと思うが、そういう意味では、ホラーの部分が足りなかった。去り際のりこめろが、もっとドスが効いていて欲しかったのと、ヒナの壊れていく様を、もっとじっくりとやってもよかったのかなと思った。「スバルの首は私がとる」みたいな、海賊かヤクザくらいしか言わない発言は愉快だった。

• 2.8
• 4/22放送分

私のスバル君を返せの回。りこめろがしっかりとした社会人だったので、ギャップが微笑ましかった。ドラマの方は、全体的に変な間がときどきあって、セリフのない芝居を埋めるところだったのかなと思いつつ、脚本が薄いせいな気もして、あとちょっとだけエピソードがあると、テンポがよくなったのかなと思った。

• 3.0
• 4/29放送分

にゃにゃにゃんキュンの回。石井杏奈のねこ耳が可愛かったのと、彼女論争のときの、苦虫を嚙み潰したような表情が愉快だった。主役交代でリバーシブル的な楽しみ方ができるし、マンネリ防止によかった。

• 3.0
• 5/6放送分

私も一度でいいからコスモくんに触れたい回。女に絡まれているか、援助交際的な現場にしか見えないのに、彼女だと認識する琴乃の思考が分からなくて違和感があった。終盤は琴乃が覚醒してドロドロしてきて愉快だったが、それまでは少し平坦な印象だった。

• 3.2
• 5/13放送分

コスモくんに体を気遣ってもらいたい回。主人公を交代したからか、不思議とマンネリ感がなかった。一話完結じゃない方に全振りしているので、継続して観るメリットがあるし、毎回気になる展開で終わるので、録画一覧にあったら無条件に観てしまうくらいの誘引力はあった。

• 2.8
• 5/20放送分

コスモ君が元気ないのでおっしゃって欲しい回。ギンガとヘイダルゾーンのあやつの話は、興味が湧かないエピソードだったので、早く終わんないかな、このくだり、と思いつつも、結構長かったので、興味の湧かない時間が長かった。全体的に斜陽感がある回で、そういう話なので当然なのだが、気軽に楽しめるものではなかった。

• 3.0
• 5/27放送分

ガチ恋がバレて重荷になる回。ガチ恋に悩まされている人にガチ恋するという、不倫とか、ロミオとジュリエット的な、恋しちゃいけない相手に恋して、葛藤をドバドバ引き出す構造があって、石井杏奈に説得力もあったし、ドロドロしたのとはまた違ったガチ恋が見れた。

• 3.2
• 6/3放送分

合同ファンミーティング当日の回。琴乃の友人が、こじれた琴乃を上手く操縦し、こじれた関係にナイスアシストをしていて、いい仕事っぷりだった。いつもと違う場所で特別感があって、最終回に向けた繋ぎとしてもいい回だった。

• 3.0
• 6/10放送分

あなたも私もガチ恋な最終回。冒頭のステージ上のシーンで、警備員が遅すぎるのと、周りがあまりに助けに入らないので、セリフ待ちみたいになっていて、納得感は低かった。琴乃が乱入してきて、殴れとは言わないが、勝手に自省し始めたのは、あのシーンには馴染まなかった。後半はテロップで総括していたが、仕方なくない？で片づけていいものなのか、これも納得感が低かった。