ドラマ『ハコヅメ ~たたかう!交番女子~』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.6
- 7/7放送分
公務員になるため警察官になったけどもう辞めたい回。「サンドバッグって職業ですか?」みたいなことを、普通に言って、笑いに昇華できる女優さんは、なかなかいないと思うので、永野芽郁の貴重さを改めて感じた。テンポが良く話も面白いし、コミカルな部分もムロ・永野の『親バカ』コンビで安定感あるし、初回なのに、完成度の高いものを観た。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 37位
- 偏差値
- 61.9
- クールランキング
- 2位
- どみじなスコア
- 3.453
- どみじなドラマ賞
- 銀鮪賞
- 最優秀男女優賞
- 俳優賞
- 場面賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- 刑事ドラマ(その他)
- 放送開始
- 2021/7
- 放送系列
- 日本テレビ
- 放送時刻
- 水曜 22:00
- 主な出演
- 永野芽郁
- 戸田恵梨香
- ムロツヨシ
- 三浦翔平
- 山田裕貴
- 西野七瀬
- 千原せいじ
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/14放送分
深夜の学校で肝試ししたりカップルを装って尾行したりする回。期待しすぎたせいもあるが、笑いの部分が、前回ほどではなかったので、思ったよりは楽しめなかった。「ガサ入れできません」のくだりは、さすがに怒っていいような気がして、違和感があった。テンポは相変わらずよくて、サクサク観れた。
3話:感想・レビュー
- 3.2
- 7/21放送分
女子高生が襲われて事情聴取に駆り出される回。今回は藤が休暇ということもあって、二人の絡みが少な目で、川合のテンションも下がっていたので、ストロングポイントが活きる話ではなかったというか。序盤の"ハコ長の似顔絵"のくだりが愉快で、そこがピークだった。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/28放送分
町山署に合同捜査本部ができて強面が集う回。防犯カメラ映像で目がやられたり、仮眠室でおっさんがいっぱいなど、いろいろ小ネタが詰まっていて、コミカル部分が復活してきた印象で、喜ばしかった。"直近の被害者への聴取"が鍵だ、という話の方向性だったが、連続事件なので他にも被害者がいるだろうし、似顔絵があーだこーだ言ってたが、写真があるんだから、被害者全員に見せて反応みればいいのでは?と思った。怒鳴っている矢柴さんは、結構レアだなと思った。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/18放送分
彼氏が欲しくて合コンと老夫婦の回。同期の二人は、なかなかの威圧感が出てて、いつもの二人がビビるだけの説得力があったが、同期二人を引き連れる藤が、いつもと違って先輩風を吹かせるのは、少し違和感があった。
6話:感想・レビュー
- 3.6
- 8/25放送分
交通事故現場を見てしまってメンタルをやられる回。冒頭のしょうもないメンタルヘルス講習会から、絶好調を経て、その後どん底に落ちてと、コントラスト強めで楽しめた。永野芽郁が感情表現で忙しかったが、感情のレーダーチャートがあるとしたら、適切にプロットしているというか、レベル感が納得できた。今回はそのへんの感情表現ありきな回なので、ドラマ全体の説得力を下支えしているように見えた。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 9/1放送分
警察手帳と軽トラと同期の桜の回。序盤はハードボイルドなどで、しょうもない空気を作り、ラストにかけて不穏という、今回もコントラストがあって楽しめた。藤が桜と会うのは、相当久しぶりだったようだが、なんで?というのと、そんなこじれた状態が、こけそうになっただけで解消するもんなの?というのが、腑に落ちなかった。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 9/8放送分
川合が桜のことを知ってモヤモヤする回。川合にとってショックな回だったが、レストランの張り込みや、盗難車両のくだりでコミカルさを入れて、視聴者の期待に応えようとしたものの、川合が落ちきる邪魔になったというか、そもそも川合のショックをサスペンス的に引きずっていたので、コミカルさも突き抜けられず、苦しい回に見えた。
最終話:感想・レビュー
- 3.6
- 9/15放送分
三年前の事件に新展開がおとずれる最終回。終盤につれシリアスになるはずだから、序盤に愉快な展開を派手に入れちゃうのかなと思ったら、四人だけだったので、少し寂しかった。中盤は、舞台がいつもの町山管内じゃない非日常感と、ハコ長もいつものハコ長じゃないのも手伝って、緊張感を伴うシリアス風味がいい塩梅だった。最後のは、だとしても、そこまで決意がひっくり返るか?という違和感はあった。