ドラマ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』各話の感想・レビューと採点

• 3.2
• 11/1放送分

将来を嘱望された人気アナから不倫で転落する回。MEGUMIが企画したらしいが、主人公の名前の当て字とか、開けっぴろげ感のあるボケというかツッコミなど、いい悪いではなく、自身が出演した『おしゃ家ソムリエおしゃ子』から、多少は影響を受けているのかなという印象だった。話自体は面白かったし楽しめたが、映像フォーマットが劇場サイズなので、どこか襟を正して観てしまうところがあって、それはコミカルさと相容れない気がした。

• 3.0
• 11/8放送分

自分で蒔いた種だったのではと気づく回。食堂のシーンはこれまでと違って、コミカルさOFFで少し真面目な、ギャップがあっていいアクセントだった。撮影のシーンでライトがのくだりは、微妙になった理由が、"脚本に沿っていない"からなのか、"美容のカリスマに何言ってんだ"ということなのか、分かりづらかったというか、たぶん"脚本に沿っていない"からだとして、スタッフが脚本を見て違うのに気付いて震えるとか、そういうカットを挿んだら分かりやすかったんじゃないかと思った。

• 3.0
• 11/15放送分

マリオネットになったりならなかったりする回。不美の申し出を受けるのは、そこそこ長い時間をかけて、優しい言葉が刺さったからだと納得できるが、断るのは、SNSのメッセージだけで、その時間がとても短く、方向転換が急すぎる印象があった。物に当たって何やってんだろ私とか、自然と涙が流れるとか、時間が短いとしても強めの心情表現があったら、納得感が出たんじゃないかと思った。

• 2.8
• 11/22放送分

元カレの嫁の怒りを鎮めるために不美さんに頼る回。訴訟を取り下げてもらって、というか、取り下げてもらったのかもハッキリしていない気がするが、なんで取り下げてもらおうとしたのかというと、お金がヤバいからであって、前回に不美さん側の提案を断っているので、まあまあ会うのは気まずいけれども、背に腹は代えられないので仕方なく、といったところが、行間にしたかったのか見えなくて、因果がハッキリしないまま、フワフワと話が進んでいる印象があった。