ドラマ『家庭教師のトラコ』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/20放送分
三人の家庭教師になる回。コスプレ好きというか、七変化気味な主人公であるため、幅広い演技力が要求される気がして、もう少し年代を上げてでも、ベテランというか、色々なタイプの役の経験がある人を起用すべきだったんじゃないかと思った。でも、たぶん一番重要な、ぶっきらぼうさみたいなのは感じられた。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 93位
- 偏差値
- 60.0
- クールランキング
- 7位
- どみじなスコア
- 3.388
- どみじなドラマ賞
- 俳優賞
- 場面賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- ホームドラマ(その他)
- 放送開始
- 2022/7
- 放送系列
- 日本テレビ
- 放送時刻
- 水曜 22:00
- 主な出演
- 橋本愛
- 美村里江
- 板谷由夏
- 鈴木保奈美
- 中村蒼
- 細田佳央太
- 細田善彦
- 丸山智己
- 矢島健一
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/27放送分
角煮定食がカツアゲされて使い道の回。いじめに対抗するシーンとか、使い道のシーンは、心打たれるものがあったのだが、まだ二話目の段階で感動を煽られても、あと何話あるんだっけ?という、インフレ気味なのは気になった。最終回まで見据えて、クライマックス的なコントロールができているならいいのだが、毎回てっぺん付近まで行ってる気がした。
3話:感想・レビュー
- 3.2
- 8/3放送分
お笑いになる回。鈴木保奈美の青森弁など見どころはあったのだが、子供が結局どうしたいのか、母さまを笑わせたい、東大行くことで笑えるなら、それもありということなんだろうけど、自分のやりたいことってそういうことなのか?という違和感があって、結局やりたいことは、小学生くらいのときの成功体験からくる、お笑い芸人なのでは?と思えたので、腑に落ちないところがあった。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/10放送分
新聞記者の正義感の回。1万円のヒラヒラ感が、なんか下手だった気がするのと、あんまり本線と関係なかった気がしたので、必要だったのか?と思った。『家政婦のミタ』は当然ながら、他にも観たことのあるような、家庭の荒療治があって、その辺の既視感に負けないくらいの、開き直った演出みたいなのが見れるといいなと思った。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/17放送分
ついてないしお金もない回。遺書で感動を煽るのはありきたりだが、長めの遺書だったのと、板谷由夏がウェットになりすぎなかったので、比較的自然ながら、しっとりとした仕上がりになっていた。過去の出来事は、本人の直感的というか反射的な行動が原因だから、思慮が浅いという反省点がなくもないのだが、病気に関しては運が悪いと言っていいような気がした。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/24放送分
上原家格付けチェックの回。上原パパが、ダイブして助けるシーンの撮り方が下手すぎて愉快だったが、確信犯だろうからそれはいいとして、「980円のワインに負けたのよ」くらいのセリフが欲しかったのと、全体的にテンポが遅い気がする回だった。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/31放送分
トラコと福多の過去の回。もっと有意義なお金の使い方をしろというのは、普通に賛成だが、防衛費0円とかは賢い選択ではないと思うし、それを賢いトラコに言わせるのは、キャラに合ってないというか、むしろ教え子を『私を殴っても大丈夫です』みたいな紙を貼ったサンドイッチマン状態にして、街に放り出して、防衛費の意味を教えそうなイメージなので、脚本家がどうしても言いたかった政治信条でしかなく、それをドラマに盛り込むのはなんか違う気がしたというか、どうしてもやりたいなら、直接的じゃない方がいいと思った。
8話:感想・レビュー
- 3.2
- 9/7放送分
正しいお金の使い方をする回。ドラマ的には佳境を迎えて大いに盛り上がっているのだが、動機の部分で共感性に欠けていて、盛り上がっている分、冷めて見てしまった。施設で育つと地獄?という点が、育ったわけじゃないからあれだけど、地獄ではないだろう、と思ってしまい、リスクのある行動の動機として成立しないというか。
9話:感想・レビュー
- 3.6
- 9/14放送分
手っ取り早く稼ぐことにする回。この回のために今までの回があったという、連ドラならではの積み重ねが活きた回だった。すべては食堂のあのシーンのためにあったというか、話の線がすべて集約された感じがして、橋本愛の良さがやっと出た気もするし、感動的なシーンに加えて、ここまで頑張って観た自分、みたいな別の感情もあった。ただ、知恵ちゃんママの繋がりなど、多少強引な面はあった。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 9/21放送分
愛にあふれる最終回。終盤は怒涛の愛祭りでお腹いっぱいというか、少し胃もたれを起こしそうな、しつこさすら若干感じた。角煮定食の息子は、親と引き分けなのが納得いかず、これまでのエピソードを覆すほどの友情がそこにあるのか?っていうのと、トラコもそっちに結論づけちゃっていいのか?というので、共感できなかったが、最終回らしさがあったし、いい最終回だった。