ドラマ『警視庁考察一課』各話の感想・レビューと採点

• 3.4
• 10/17放送分

遺体の一部が送り付けられる事件を考察する回。どこかで見たことがあるような捜査が沢山あって、二時間サスペンスドラマのパロディとして元気に遊んでいて、見てるこっちも自然と楽しめた。「女はコリゴリだ」みたいな、パロディというより、現実世界をいじったりして、愉快に時空が歪んで、初回からサービスしすぎじゃないかと、ある意味心配になった。

• 3.0
• 10/24放送分

有名学習塾でnewtuberが立てこもる回。この手のコメディは出オチ的なところがあるので、初回が一番楽しい傾向があると思うが、にしても、初回からの落差が結構あった。慶一郎が不在の時間が長かったせいもあるが、初回の勢いとか元気が、脚本も含めて失われている気がした。

• 2.8
• 10/31放送分

ドッグウェアに助けての文字の回。脚本がそうなんだろうけど、笑いがほとんどなく、というか、狙ってすらいないし、前回まではコミカルベースに立っていたのが、ややシリアスベースになっていたし、それだと普通の刑事ドラマだし、それとの対比というか、コメディが本作だと思うので、なんか迷走しているなと思った。

• 2.8
• 11/7放送分

人気華道家が母親のトリカブトで冤罪っぽい回。脚本の時点でコメディ要素がないか、削られたのか、どちらにしても、もう完全にコメディをやるつもりはないと分かり、残念だったし、"仮説崖"に登っていたころの慶一郎とか、「サイコパスだ!」と叫んでいたまさ雄が懐かしい。みんなで"笑い飯"ばりにボケを重ねても、ツッコミ役としての徳永えりと準ツッコミ役の柳沢慎吾と藤井流星がいる訳だし、初回の延長で作ったものが観たかったなと思った。