ドラマ『刑事7人 season9』各話の感想・レビューと採点

• 3.0
• 6/7放送分

みんな刑事をやめそうな回。冒頭で、忍び寄る事件が最後になるみたいなことを言ってたが、最後になるのが分かってるんなら、すでに事件の概要がつかめてるから、忍び寄ってないんじゃ？と思った。ドラマの方は、片桐のせいで、いつになくギスギスしていたが、season9ともなると、いつもどおりだと初回から見飽きた状態になるので、これはこれでありというか、少し新鮮だった。

• 3.2
• 6/14放送分

10年前の事件と今回の事件はつながっている回。冒頭の家庭菜園のくだりは、休日でのことなら、これまでも気を付ければよかったんだろうし、知らんがなと思った。一話二話と、天樹自身の進退っぽいものや、片桐の暗躍っぽいものや、チーム自体が分解しそうなサスペンス感があって、かなりシリアスに、カメラワークは静かに撮っていて、特別な雰囲気があった。

• 3.2
• 6/21放送分

正義の裏は悪なのか悶々とする回。冒頭の寸劇がクセになってきたというか、栽培環境と育ってきた環境を例える意図があったんだろうけど、知らんがなと思って愉快だった。拓海と片桐は、リアルなスケジュール都合なのかなと思うが、話上は自然な仕上がりだったので、拓海に警務部タスクを振り分けた甲斐があった。容疑者のYoutube内容が過激すぎるというか、あんなんやってたら、今回の事件以前に捕まるわ、と思って愉快だった。

• 3.0
• 6/28放送分

お前の正義は間違っている回。教授が天樹に対して「YOU」って言うから、え？大丈夫なの？と思ったが、天樹が「悠」なのを思い出して、紛らわしいなと思いつつ、その後も連発していたので、時空が歪んだ。一話完結ではあるが、初回からやってる事件が、まあまあ絡んでいるので、継続して観るメリットがあった。

• 3.0
• 7/5放送分

片桐から与えられた事件がただの痴漢事件じゃない回。この辺の枠ではあまり見かけない、酒向芳や小松和重が出ていたので、気分的に新鮮だった。事件の方は、10年前と絡んではいるものの、特に進展がないというか、少し出し惜しみな気はした。というか、ドラマ見過ぎなせいもあるが、10年前の事件自体、LASTMANの最終回で上書きされた感があって、そもそもなんだっけ？ってなってきた。