ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』各話の感想・レビューと採点

各話の感想・レビューと採点

1話:感想・レビュー

  • 3.0
  • 4/13放送分

歩道橋から突き落としてお金を盗んだかもしれない回。そんなに証拠もないし、確信もないのに、逮捕状を請求したり、送検しちゃったりするのが、刑事あるあるな、お仕事ドラマの側面だとしても、そこに正義がある気がしないというか、共感できかねた。同じようなのでいうと、『踊る大捜査線』もお仕事的な側面があったが、主役の青島と近しい同僚たちに正義があるので、共感できる入口がいつも開放していて、気軽に入り込めたが、本作の今回は、入りたい入口が見つからなかった。

ランキング情報

どみじなランキング
235位
偏差値
49.4
クールランキング
20位
どみじなスコア
3.027
どみじなドラマ賞
(受賞なし)

採点グラフ

ドラマ情報

ジャンル
刑事ドラマ(その他)
放送開始
2023/4
放送系列
テレビ朝日
放送時刻
木曜 21:00
主な出演
桐谷健太
比嘉愛未
磯村勇斗
北村有起哉
吉瀬美智子
長井短
岡崎紗絵
中村アン
伊藤淳史
峯村リエ
奥貫薫
古田新太

2話:感想・レビュー

  • 3.2
  • 4/20放送分

アクターがアクターを障害事件の回。仲井戸の演技を色々といじる雰囲気とか、最後にもう一度いじったりして微笑ましかった。事件の方は、「替え玉!?」みたいなのが、わざとらしいというか、それまでに誰か気づけと思った。係長が怪しいと言っているのに、気にせずさっさと送検しちゃう主人公に違和感があって、むしろ主人公は「もっと捜査すべきだ」という立場にいて欲しかった。電車の件は、「ナンバー撮られたら一発だから」とか、真っ先に思いつくのになと思った。

3話:感想・レビュー

  • 3.2
  • 4/27放送分

判事が切りつけられる回。スパゲッティを巻き取り過ぎるくだりなど、目黒がいい仕事をしていて、いじられキャラというか、共感性の面でよかった。主人公は豪太なのだが、今回だと目黒と判事の方が登場時間が多い気がして、誰が主人公なのか分からないというか、そもそも誤認逮捕しても仕方ないくらいの勢いなので、共感するのが難しいというのもあって、キャラとして主人公適性が低いなと思った。

4話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 5/4放送分

さようなら係長の回。今回は係長回だったので、古田新太の演技を堪能できたのと、普遍的な父親の愛の部分が大きかったので、その辺の旨みが出ていて楽しめた。事件の方は、三人、特にカクガリータの態度が煮え切らなくて、誰かを庇っているような雰囲気が最後まであって、実は娘がの線を残したかったのかもしれないが、そのせいで納得感が削がれたように見えた。アリバイのボイチャは、んなわけあるかい、と思った。

5話:感想・レビュー

  • 3.2
  • 5/11放送分

署長の同窓会で事件が起こる回。過去とはいえ、署長の恋が叶わない感じは、妙に説得力があって、電車男のバックボーンがあるからか、共感力が高くて、伊藤淳史の伝家の宝刀だった。二階堂と諸星の食堂でのシーンは、距離感の説得力が凄くて、二人の世界に見応えがあった。