ドラマ『好感度上昇サプリ』各話の感想・レビューと採点

• 3.2
• 5/7放送分

めだかも闇落ちして頭上はMMOみたいになる回。世にも奇妙な物語っぽい、奇妙な物語で、初回だから当たり前だが、物語の出だしでこれから、というところで終わったので、ワクワク感はあった。しっとりと地味な展開だが、水槽とか夜道を帰るシーンなど、映像に力があって、惹きつけるものがあった。得体のしれない薬を、ビールらしきもので飲むのは、別にいいけど、違和感があった。

• 3.4
• 5/14放送分

好感度を上げるべく努力する回。磁気がどうこう言っていたので、相手が自分のことを、どれだけ好きかのカウンターだと思っていたら、なんか違った。話は魅力的で、成長感とか成り上がりっぷりが楽しいし、そこの一辺倒ではなく、掃除のおっちゃんへの態度などで、破滅に向かうサスペンスを微量に発生させたりして、惹きつけるものがあったし、三浦貴大の説得力が、それを支えるには十分すぎた。

• 3.2
• 5/21放送分

影響力の回。あの元々いけ好かない奴は、周りに見ている人がいたし、それの伝聞で広まるだろうから、ある程度の好感度が下がるのは分かるのだが、ある程度どころじゃなかったので、そういうもんなの？と思った。友人の方は、周りに見ている人がいないし、下がったとしても、自分一人か、そもそも嫌ってないから、数値は変わらないと思うのだが、そうじゃないので、仕組み的に納得感が低かった。

• 3.2
• 5/28放送分

NORIが削ってくる最終回。なんならNORIを倒して、好感度王に俺はなる的な展開も観てみたい気はしたが、あのあたりが現実的な解で、丁度いい落としどころなのかなとは思った。誰かさんのように、彼女にキツく当たってしまうあたりは、悩んでいるとはいえ、少し違和感があった。本当は好きだけど突き放してしまうあたりは、好感度を操作している後ろめたさがあるのかもしれないが、そのへんの心情を表現するには、時間がなさすぎるように見えた。