ドラマ『マイファミリー』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.2
- 4/10放送分
娘が誘拐されつつ会社の経営もヤバい回。初回だからといって、ちょっと時間を拡張しすぎかなと思った。1時間半近くやって、映画に近い疲労感が残る割には、話が少しも完結しないので、なんか更に疲れた。誘拐で1クールやるにしては、初回から飛ばしすぎな気がするが、逆に言うと、まだまだ濃密な話が残っている、ということなので、そのあたりの期待感はあった。俳優陣は、他のドラマに分けてあげて欲しいくらい豪華だった。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 6位
- 偏差値
- 64.6
- クールランキング
- 1位
- どみじなスコア
- 3.544
- どみじなドラマ賞
- 金鮪賞
- 俳優賞
- 場面賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- ミステリードラマ(一般)
- 放送開始
- 2022/4
- 放送系列
- TBS
- 放送時刻
- 日曜 21:00
- 主な出演
- 二宮和也
- 多部未華子
- 賀来賢人
- 濱田岳
- 玉木宏
- 高橋メアリージュン
- 大島美優
- 松本幸四郎
- 迫田孝也
- 富澤たけし
- 蓮佛美沙子
- 大友康平
- 神野三鈴
- 藤間爽子
- 山田キヌヲ
2話:感想・レビュー
- 3.6
- 4/17放送分
警察を排除しないと交渉できない回。今回も時間オーバーで濃密だったが、交渉が続くのが、暗黙の了解となっているからか、それほど疲労感はなく、むしろ話を楽しめた。話は濃密で、そのせいで、毎回時間オーバーしてるんじゃないか、というくらい、いいか悪いかは別にして、スカスカでテンポが悪くなるよりはいいし、そもそも、情熱がないとできないだろうし、すごい脚本家だなと思った。
3話:感想・レビュー
- 3.6
- 4/24放送分
誘拐事件編の完結の回。多部未華子の号泣は、なかなか破壊力があって、タイミングを合わせて、音楽のボリュームを上げて、うまく煽っていたせいもあるが、三話分の疲労感とかも相まって、素直に泣けるシーンだったなと思った。ただ、もう少し時間をとって、音楽のボリュームをやや抑えて、もう少し多部未華子を信じても良かったのかなと思った。
4話:感想・レビュー
- 3.6
- 5/1放送分
誘拐事件の後日談と新たな誘拐の回。ヒリヒリするような誘拐事件が終わったので、ダラダラと観ていたのに、ダンジョン出口前で落とし穴に落ちるみたいな、一気見してたら、MP消費が半端ない気がする展開だった。娘の聴取のリアクションが、賛否別れそうな、激しめの表現だったが、苦情電話を恐れず、描き切ったおかげで、娘の恐怖レベルを高いところにプロットできて、犯人への憎しみの増大とか、共感容量が増えたというか、効果的な表現だなと思った。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/8放送分
三輪家の誘拐で奔走する回。今回も濃密で楽しめたし、最後に謎と、少し得体の知れない不気味さを残して、まだまだ話のネタが尽きそうになく、話に安定感があって頼もしかった。ミスリードとのバランスがあったのかもしれないが、三輪の元妻が、少々温度感が低いのは気になった。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/15放送分
疑心暗鬼と1日1億ですの回。回想で、ボルダリングとか、家族ぐるみのパーティーとか、そこそこ時間をとって、共感できるだけの下地を、キチンと整えていたので、一話で立ち上がった割には、しっかりとした話だった。まだ完結していないのであれだが、普遍的な家族愛の物語だし、話が濃密で面白いので、多少のローカライズを加えれば、海外でもヒットしそうというか、して欲しいなと思った。
7話:感想・レビュー
- 3.6
- 5/22放送分
犯人はお前だの回。ラストの音楽が掛かったあたりから、『ここでそれが活きますか』というのと、少女の希望みたいなのと、窓とか、なんでか分からないが感動できた。前回、阿久津家の回想に時間を掛けた分、今回の旨味にも繋がっていて、脚本も演出も、計画的だなと思った。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/29放送分
いろいろと種明かしの回。東堂の二択など、見応えあるシーンが多かったのだが、"からくり"がしっくりこないというか、東堂の想いは、分からなくはないが、手段はそれだけじゃないし、SNS時代において、第一選択じゃない気がするので、不自然さがあって、なんかモヤモヤした。
9話:感想・レビュー
- 3.6
- 6/5放送分
犯人のワナに嵌る回。主人公側が犯罪者サイドにさせられ、社会的に抹殺されそうなサスペンスがあって、日下部管理官が、それを煽りつつ、阿久津とかハルカナも乗っかって、『違うのに』という感情を煽ってくるなあと思った。
最終話:感想・レビュー
- 3.8
- 6/12放送分
決めるのは私な最終回。仕掛け的には『なんのこっちゃ』と思う部分は、多少あったものの、後半は怒涛の展開と言っていいような、話も演技も含め、出来上がったものが素晴らしかったし、歌で涙腺破壊しに来るし、というか、ネタバレさせたくないので、あまり書けないっていう。前にも書いたが、普遍的で素晴らしい作品なので、海外版作ってくれないかなと思った。「3カ月間ご視聴ありがとうございました」に対して、こちらこそ作ってくれてありがとうございました、と素直に思える出来だった。