ドラマ『おいハンサム!!』各話の感想・レビューと採点

• 3.2
• 1/8放送分

お父さんは寝相で今日の一日が分かるのよの回。たぶんコミカル寄りの脚本なのだが、演出が少しシリアス気味というか、現場に緊張感があるのか、なんかしっくりこなかった。コミカルより、シュール方向に振りたかったのかもしれないが、成功しているようには見えなかった。千鶴の寝相のくだりなど、セリフの所々にセンスを感じた。

• 3.4
• 1/15放送分

長女の暴走と三女の決意の回。前回よりは、音楽がついたシーンが多かった気がするが、それにより雰囲気が軽くなったおかげか、前回より楽しめた。感覚的なものでしかないが、俳優陣の息があってきて、「後で行きます」のくだりなど、演技を軽くするところは軽くしたり、完成度が高くなってきているように感じた。

• 3.2
• 1/22放送分

冷蔵庫地図と使い切りの回。娘三人のくだりと、使い切りのくだりが、いまいち噛み合わせが悪いというか、○○なマンガある？とか、一つ一つのくだりにユーモアはあるのだが、寄せ集めただけのパッチワーク的で、組み合わさったときに、一つのテーマにまとまるのが理想だと思うが、そうは見えなかった。

• 3.2
• 1/29放送分

五番街のマリーに物申す回。主人公の影が薄い回だった。娘三人と妻と夫で、五人の群像劇みたいな時間の取り方だったが、映画的な長さは物理的にないし、最後にテーマがまとまる訳でもなかったので、話とか興味とかが、放散して終わった印象だった。妻・千鶴の一言が、一応のまとめなのかなと思うが、時間の進み方とか、相対性理論みたいなことを言われても、なんか違う気がした。