ドラマ『王様に捧ぐ薬指』各話の感想・レビューと採点

各話の感想・レビューと採点

1話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 4/18放送分

お金と立て直しのメリット婚が誕生する回。カワイイすぎて同性から敵視されるあたりの説得力とか、ざっくばらんな感じなどは、素でいけるんじゃ?というくらい、橋本環奈をキャスティングできた時点で成功な気がした。ドラマ全体としては、まだ初回なのはあるが、演技的に不安定な部分もある印象で、これからこなれてくるとは思うが、それでもバシッとシーンを支配した坂東龍汰はさすがだった。

ランキング情報

どみじなランキング
101位
偏差値
59.7
クールランキング
8位
どみじなスコア
3.378
どみじなドラマ賞
主題歌賞

採点グラフ

ドラマ情報

ジャンル
恋愛ドラマ(ラブコメ)
放送開始
2023/4
放送系列
TBS
放送時刻
火曜 22:00
主な出演
橋本環奈
山田涼介
坂東龍汰
森永悠希
塚地武雅
りょう
松嶋菜々子
利重剛
長尾謙杜
小林きな子
三浦獠太
若月佑美
北村匠海
小林涼子

2話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 4/25放送分

米寿のお祝いと引っ越しの回。初回に比べて安定感が出てきて、いつもの火曜22時枠のクオリティがあった。馬に乗れないやつとか、乗ってから変な筋肉痛みたいになってるやつとか、コミカルな橋本環奈を見て楽しめた。ビンタのくだりは、話として少し唐突というか、それなりに好意がないと、そういうリアクションにならない気がして違和感があった。

3話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 5/2放送分

箱根に新婚旅行に行く回。橋本環奈のウェディングドレス姿が綺麗すぎた。しっかりと真面目にラブコメしていて、この枠のアイデンティティの揺らがなさが頼もしかった。案外早めに始まったというか、東郷のあれはもう告ってるようなものなので、カメラマンとか母@松嶋菜々子が控えているから、話的には問題ないんだろうけど、もう少しグラデーションが欲しい気もした。三浦獠太の出番は少なかったが、終盤のお土産を貰うリアクションが秀逸で、あれだけでもいい仕事をしたと思った。

4話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 5/9放送分

初恋は特別の回。綾華と東郷の掛け合いが円熟してきて、二人の距離感の表現に納得感があった。東郷の表情が分かりやすく、深みなどは犠牲になっている気がするものの、誇張したビビッドな表現が、コミカルシーンなどではしっくりきた。ドスコイのくだりは、普通ぶつからないので、話都合な雑さがあって、納得感はなかった。

5話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 5/16放送分

誕生日とご祝儀の回。恋愛路線が安定してきて、ラブコメとしての旨みがポタポタ落ちてくるような、ジューシーな仕上がりで、この枠は何かラブコメの特許製法でも持ってるのかと思った。ただ、ラストの綾華の決断は、唐突なのと、合理性が乏しいので、ただ楽をしたいだけとも取れてしまって、納得感をガシガシ削ってくるイベントではあった。

6話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 5/23放送分

ウェディングプランナーがしたいですの回。そもそも辞めている状態に納得していないので、戻ってもどうってことはなかったが、ケンカ状態からの戻りの過程で、恋愛面での旨みを引き出していて、父の格言的なベタな振る舞いも、いい味を出していた。ただ、話的には無難すぎる気もした。

7話:感想・レビュー

  • 3.2
  • 5/30放送分

神山君がご乱心の回。デート帰りの「行ってこい」みたいなくだりは、男前でよかったのだが、今から連絡がついて話し合える確信がないと、そうならないというか、神山と綾華のそのへんのやり取りは、東郷は知らないはずなので、その発言は『今すぐ電話してアポ取って話し合って振ってこい』という無茶ぶりとも捉えられて、なんかモヤモヤした。他にもホテルの件など、展開の強引さが目立って、雑というか、プロット剥き出しでゴツゴツしているような感触があった。あと効果音も違和感が。

8話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 6/6放送分

出ていきなさいの回。仲直りの過程がなさすぎて、東郷の機嫌が治ったワーイみたいな、それでいいのか?と思った。東郷的に母の所業がだいたい読めたのはいいとして、「信じる」が地雷でこうなったはずだが、それに対するアンサーが見つからなくて、フワフワしたまま次の話にいってしまい、納得感がなかった。かまぼこ父母が、今頃1000万円を気にするのも、きっかけがなくて、納得感がなかった。

9話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 6/13放送分

キノコ狩りに行ってたんだの回。最終回前の儀式として、恋愛を谷底に落とさないといけないのは分かるのだが、方法が少し乱暴というか、あれだと東郷がただのサイコパスなので、それに渋々ながら納得している綾華も意味が分からなくて、それで1年弱経過して、元カレと仲良くなっているのは、共感しづらかった。サイコパスなのは、母親だけで十分というか、その辺の経緯を描きつつ、その影響を考えて、二人で別れることを決意する、とかの方が、共感性を損なわずに、むしろ高まる気がした。

最終話:感想・レビュー

  • 3.4
  • 6/20放送分

お母さまを救う最終回。最終回なので、感動的な場面が多くなるのは、いいことなのだが、音楽がかかり過ぎなのが気になった。けっこう被ってたと思うし、音楽のバリエーション不足が露呈してしまったというか、そもそも音楽に頼りすぎなのかなと思った。綾華に清廉潔白を求める訳じゃないが、神山と軽くデートしてたのは、東郷への想いの強さを考えると、ややしっくりこなかった。