ドラマ『パパとムスメの7日間』各話の感想・レビューと採点

• 3.4
• 7/26放送分

キライなパパと入れ替わる回。原作も、2007年版も観ていないが、話としては分かりやすく、面白くなるエッセンスを戦略的に入れ込んでいる感じがして、期待が持てた。主役はドラマ出演2作目な気がするが、男女入れ替わりという難しめな役だし、1作目から、よくここまで成長したなと、勝手に親戚目線で見てしまった。

• 3.6
• 8/2放送分

パパがデートでやらかそうとする回。"かわいく"振る舞ってほしい小梅と、"かわいくなく"振る舞いたい父の攻防が愉快で楽しめた。登場人物は少ないが、30分枠で、できる限りの話優先というか、大事なところを優先して、ママ役の羽田美智子でさえ出番は一瞬だし、話のノイズを抑えて、大事なところだけを魅力的に見せようとしている印象だった。しいて言えば、インの人のインパクトが強すぎた。

• 3.4
• 8/9放送分

父がテストで玉砕する回。今回も楽しかったが、父が大杉先輩に理解を示しだして、少し手を緩めたので、前回の愉快さは弱まった。娘が何回も乱入するのは、さすがに何回もやりすぎかなと思った。

• 3.4
• 8/16放送分

三者面談とフォートナイトの回。弁当のシーンや、とりわけ三者面談のシーンはコミカルにやり切って、愉快な仕上がりだった。小梅inパパが玄関で靴を履くとき、足を斜め後ろに内股気味に上げながら靴を履くのは、細かいところまで徹底してるのが分かる、印象的なカットだった。

• 3.4
• 8/23放送分

夏休みの課題合宿の回。選択を迫られるけど、娘のために行動を取っておきたいみたいな、もどかしさがセリフと態度で伝わってきて、そのあたりの説得力があった。話的には少し地味というか、コミカルさが消えて残念な面はあった。

• 3.2
• 8/30放送分

先輩への期待を残しておかないと怒られる回。幼馴染が現れたり、おまもりをあげたあとに効能が分かったりなど、作為的な話な感じが少し強かった。パパin小梅が先輩との関係を改善しようとするのは、娘を想っての行動で葛藤もあって、このままじゃだめだと強く思うところまでが、今回のメインとなるところで、化粧品のアンケートは、娘を頼もしく想うのに必要なピースではあるのだが、メインじゃない方が印象に残っているので、バランスが悪かったのかなと思った。

• 3.4
• 9/6放送分

おまもりを返してもらわないとあれな回。まあそうなるよね、というシーンはあったが、そうなると面白いのは予想できるし、ボウリングで投げた球が全く曲がらないくらい、一直線な進み方で、逆に新鮮な気すらした。

• 3.4
• 9/13放送分

元に戻って最終回。小さな紛争なら終結できそうなくらい、幸せオーラが満載なハッピーエンドだった。今回も含め、30分枠だと収まりきらないというか、よく言えばテンポがいいのだが、話がかけ足なのは否めなかった。飯沼愛が成長著しいというか、多彩な表情でドラマを盛り上げ、頼もしさがあった。