ドラマ『ロマンス暴風域』各話の感想・レビューと採点

• 3.2
• 7/5放送分

運命の人に出会う回。シーンをカチャカチャと切り替えるよりは、映画的にしっとりと撮る感じで、派手な表現もないし、話も今のところ派手じゃないし、ドラマというよりは映画を観た気になった。本編とは関係ないが、次回予告だけテンションが高くて、余韻ぶち壊しな傾向があり、何を意図してああなったのかは謎だった。

• 3.0
• 7/12放送分

運命の人と一緒に高校時代に復讐する回。高校時代への復讐方法は、なるほどねと思ったが、終わり際の態度がしっくりこないというか、夫との間に何かあるのかもしれないが、だとしても、「何かあるの？」くらいのセリフを、主人公に言わせてもいい気がした。

• 3.2
• 7/19放送分

せりかロスの結果ストーカーっぽくなる回。シンジ君以来の発情っぷりで、ドラマではなかなか感じることのない種類の衝撃を軽く受けた。芝内に込み入ったことを開けっぴろげに語るシーンは、場の多少の沈黙というか、微妙な間がリアルで、印象的だった。

• 3.2
• 7/26放送分

アル中と結婚への圧力と謎のモテ期の回。話よりは、シーンごとの繊細な表現で見せるタイプのドラマなので、なおかつ地味なテーマというか、ある種の暗さがあるので、手放しに楽しいという訳ではないが、見応えとしては十分にあって、次週最終回なのが少し寂しい気になった。ラストで主題歌をバッサリ切るのは、重要なことである印象付けとして、十分に機能していて、コスパが高い手法だなと思った。

• 3.0
• 8/2放送分

さとみんの選んだ道の最終回。読解力が足りないのは置いといて、『見下す』がキーワードで、それきっかけで大事なことに気付く展開だったのだが、"せりか"とのこととか、"なっちゃん"のこととか、『見下してたんだっけ？』っていう、職業選択とか、その他生活面で不貞腐れてたのは、『世間を見下してたんだっけ？』とか、今までのことと整合性が取れている気が、あまりしなかった。なので、選んだ選択が正しいのか分からず、出来事以上の意味を持たずに、エンドロールが流れて、終点まで行こうとしていたが、観てる方としては、途中駅止まりの電車だったというか。