ドラマ『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』各話の感想・レビューと採点

• 3.0
• 6/29放送分

ユニコーン企業を目指すだけにUCガンダムを作る回。前シーズンの俳優がまあまあ出ているものの、プラモ屋以外は別人の役柄で、関係性も異なっていて、シリーズ物のマンネリ感はほぼなかった。新しいことに挑戦してアイディア出せというなら、前澤友作と卓球してもいいというか、プレゼンで企画説明しているし、そもそもアイディアは出てるような、と思った。パーツを切る瞬間を早送りして、音もつけてリズミカルにするのは、前シーズンになかったと思うが、プラモ作りの楽しさの演出として効果的だと思った。

• 3.0
• 7/6放送分

このままだと脱落するのでマクロスを作る回。主人公の心情としては、"中途半端/中間形態上等"みたいなところに行き着いたように見えたが、問題への結論は、ゴリゴリの却下だったので、違和感があった。というか、ラストで問題が、『売れ残るモノを売るのか』から『ケンカ』にすり替わってしまっていて、最初から問題を『ケンカ』として認識させるなら、ケンカして口をきかないみたいなシーンを入れておいた方が、スムーズな気がした。

• 3.0
• 7/13放送分

難攻不落の熊本城の回。熊本さんの過去が分かったが、だとしたら、また同じベンチャー系に就職する意味が分からないというか、ベンチャーじゃない、安定した企業を志望する気がして、納得感はなかった。プラモ屋の言う、兵糧攻めだったんだろうけど、秘めたるやる気に訴える兵糧攻めというか、どちらかというと、水責めじゃないかという気がするし、秘めたるやる気は、そんなに説明されていないから、ちぐはぐというか、こちらも納得感がなかった。