ドラマ『捨ててよ、安達さん。』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.6
- 4/17放送分
代表作のDVDを捨てる回。なかなか斬新な設定で楽しめたのと、かろうじて『家なき子』を観た世代なので、しんみりできた、ということは、知らない世代はピンとこないのかもしれない。本人役・擬人化・夢の中ということで、不思議な感覚を楽しめた。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 76位
- 偏差値
- 60.3
- クールランキング
- 3位
- どみじなスコア
- 3.400
- どみじなドラマ賞
- 銀鮪賞
- 最優秀男女優賞
- 俳優賞
- 場面賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- ヒューマンドラマ(自分)
- 放送開始
- 2020/4
- 放送系列
- テレビ東京
- 放送時刻
- 金曜 24:52
- 主な出演
- 安達祐実
- 川上凛子
- 西村晋弥
- 新井美羽
2話:感想・レビュー
- 3.6
- 4/24放送分
輪ゴムとレジ袋の回。万物に神が宿ったり、もったいない精神が根付いている、この国じゃないと生まれないドラマだなと思った。ドキュメンタリー的なカメラワークが良くて、役者・演技にフォーカスを当てて、このドラマの見どころに集中させてくれる。最後のは、うちの分別だと離れ離れになってしまうなと思ったり。
3話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/1放送分
ガラケーは燃えないゴミかの回。擬人化ガラケーに感情移入できなかったせいか、今回はいつものしんみり感が薄かった。もうちょっと儚い感じの人が出てきた方が良い気がした。あと、サスペンダーって書いてあるサスペンダーが無駄に気になった。
4話:感想・レビュー
- 3.2
- 5/8放送分
親戚のおばさんが作った手作り時計を捨てる回。本人が欲しくない物を送りあう問題は、確かにあると思うが、それがテーマだったのか他にもあったのか、安達さんがやけに気い使いだったせいか、なんかテーマがぼやけている感じがした。初回みたく、シンプルに物がもっと訴えかけてくるやつが観たかったというか。
5話:感想・レビュー
- 3.2
- 5/15放送分
ガツガツ来る後輩女優が苦手な回。『好かれたい気持ち』と『嫌われたくない気持ち』がごっちゃになっているせいか、少しモヤモヤして、『(過度に)嫌われたくない気持ち』の方を捨ててくれたらスッキリしたのにな、と思った。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/22放送分
婚約指輪が捨てられる覚悟をする回。そんなに昔でもないのに、あんなにキャッキャしてたのに、思い出の海にピンと来ていないのは少し違和感があったが、ハンバーグとの生活が辛すぎて、記憶にフタをしていたのだと解釈することにした。なんか色々謎というか伏線みたいなのが多かったが、放置されずに、次回以降に活きるのを期待したい。
7話:感想・レビュー
- 2.6
- 5/29放送分
小説をどっちか捨てる回。どういうわけか楽しめなかった。マンネリ感があったし、撮影現場のシーンに時間を取られて、メインであるモノとの対話を掘り下げられなかったのは残念だった。夢の中での話の流れは違和感があった。
8話:感想・レビュー
- 3.2
- 6/5放送分
思い出の靴を捨てる回。安達さんのコンプレックスみたいなのを絡めてきてて、見応えはあったのだが、やはりマンネリ感が拭えなかった。このドラマの見どころは、捨てられるモノと安達さんとの掛け合いだと思っているが、最近あまり掛け合わないというか、やり合う感じにならないので、物足りなさも感じるというか。
9話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/12放送分
北村匠海の回。今回はモノがどうこうではなく、安達さんの内面の色々たまったカオスな部分の話だったので、また違った感じで楽しめた。旦那とのやり取りが要らない気もしたが、カオス感の増幅に役立っていた気もするので、あれはあれで良かった。最後の憤慨突っ込みは、この回の色々な感情の締めとして秀逸だった。
10話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/19放送分
バイトの給与明細の回。謎の少女が、最初から笹みたいなものを持っていたが、笹だとしたら、シソンヌの正体を最初から知っていないと変なんじゃ、と思った。なんかニッチなメッセージ性があって、もし、子供を子役にしようとしている親御さんがいたら、免許更新のときに流れる謎の事故ビデオみたいな、リスク説明の意味で、この回だけでも観とくべきだなと思った。
11話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/26放送分
パジャマを捨てたくない回。今回のは女性特有の独占欲みたいなものが理解できないと共感しにくいというか、分かんなかった。安達さんが怖くなるのが若干唐突な気がしたが、夢は本音が出るところって言ってたし、夫から返信なくて不安だから、まあありなのかなと思った。
最終話:感想・レビュー
- 4.0
- 7/3放送分
捨てない最終回。安達さんの心の、プライベートな部分を盗み見しているような、罪悪感に近いものすら感じたのと、あの少女はシンプルに破壊力があった。30分枠なので仕方ないが、余韻を感じたいところは多少あったものの、少女の正体が分かったところで、これまでの発言の意味など、もう一度見返しても楽しめる作品だと思った。