ドラマ『勝利の法廷式』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.4
- 4/13放送分
脚本通りにウェディングプランナーを弁護する回。仕組み的に出オチな気がするので、そのうちマンネリ化しそうな心配はあるが、初回としては楽しめた。頭のネジが外れていそうな、クレイジーな脚本家が愉快で、あんなに台本どおりになるわけないのに、不思議と違和感はなかった。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 114位
- 偏差値
- 59.4
- クールランキング
- 11位
- どみじなスコア
- 3.369
- どみじなドラマ賞
- 作品賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- 法律ドラマ
- 放送開始
- 2023/4
- 放送系列
- 日本テレビ
- 放送時刻
- 木曜 23:59
- 主な出演
- 志田未来
- 風間俊介
- 髙橋優斗
- 升毅
- 遊井亮子
- 北乃きい
- 市川知宏
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 4/20放送分
ストーカーで訴えられた友人の回。脚本通りになっていく気持ち良さがあって、そんなに一緒にならんわというのはあるが、楽しめた。近隣住民の裏で手を回されるというのが、たぶん下手なこと言ったら名誉棄損で訴えるとか脅されたんだろうけど、ハッキリしなかったので謎の力だった。ステージと客席で1対1になるシーンは、少し不自然で、悪目立ちしているように見えた。
3話:感想・レビュー
- 3.2
- 4/27放送分
小さな洋食屋のM&A失敗の回。そうだとしたら、事件発生後に、依頼人と被告人が会話くらいしていると思うが、その会話で間違いに気付かないとおかしい気がして、腑に落ちなかった。普通に黒澤の台本ありきで裁判しているのが、それでいいのか?という気もして、どうしても、あと一押しが足りなくて、仕方なく、みたいな流れじゃないと、弁護士としての資質の話になってきて、困るというか。
4話:感想・レビュー
- 3.2
- 5/4放送分
特殊詐欺の受け子に秘められた真実の回。気持ちは分からないでもないが、他人の犠牲も厭わないという覚悟だから、圧倒的にダークサイドに落ちた感が必要な気がして、そこそこ清潔感のある好青年だったが、もっと風貌があれで、目が死んでいる感じじゃないと、納得感が出ないのかなと思った。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/11放送分
国際ロマンス詐欺に引っ掛かってるぽい回。全体的に適度な重厚感があって、裁判とか多少の謎との親和性がよかった。導入部の依頼内容のくだりは、話的に、んなわけあるかい、となるくらい軽い話なので、そこだけはコミカルな方がしっくりきて、演出もそのようにされていたので、全体的に納得感があった。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/18放送分
医大入試の性差別の回。「弁護士を交代します」みたいなシーンの流川の表情が愉快で、ほとんど関わっていないプレゼンで、始まってから発表者に指名されるみたいな、無茶ぶりが半端なくて、あの表情に同意するが、ドラマ的には、あの表情は我慢して、シリアスを継続した方が、つながりがよかったのかなと思った。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/25放送分
市役所職員とモンスタークレーマーの回。黒澤絡めた過去の事件を触りつつ、通常どおりの弁護も抜かりなく、『やっときましたか、じゃあ相手をしてあげましょう』的な、大ボス感もあって、いつもより重厚な回だった。依頼人の演技が良くて、終盤の取り乱し方に説得力があって、感情がストレートに伝わってきて、普通に痛々しかったが、蘭がほぼ止めに入らないのは違和感があった。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/1放送分
起訴されたら99.9%の回。戦う相手がいつもと違って、相手側弁護士ではなく、検察官というか、もっと大きな事件の謎ともいえて、新鮮だったのと、佳境に入ってきた感があったのと、起訴までのカウントダウンがサスペンス感の種火となって消えなかったので、惹きつけるものがあって、音楽もしっくりきたし、トータルでよかった。
9話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/8放送分
再審請求が通ってざわつく回。終盤までは、いつもどおりの感じだったが、終盤で気づいてからのサスペンス感がかなりのもので、ヤバいよヤバいよ感が出川の比じゃないというか、あらゆる資料をブチまけた甲斐があったなと思った。普通のドラマだと、サスペンス感はフェイクに終わることが多いが、そうでもないっぽいので、新鮮だった。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/15放送分
一連の事件が結末を迎える最終回。肉を切らせて骨を断つ展開だったが、肉を切らせたまま終わっているのは違和感があって、期待する展開としては、自供が終わったあたりから、蘭が独断で、黒澤の件を自供に持って行って、黒澤を助ける、みたいなのが欲しかった。色々と詰め込みすぎて、犯人の動機や、二人の父親の心情など、必要な部分に時間をさけていないというか、ダイジェスト感があったので、二話くらいにわたって深掘りしてもいい気がした。蘭を中心に、ウェットな展開だったが、連ドラなので一週空く分、気持ち的についていけないのはあったが、一気見なら繋がるかもしれなかった。