ドラマ『特捜9 season5』各話の感想・レビューと採点

各話の感想・レビューと採点

1話:感想・レビュー

  • 3.2
  • 4/6放送分

班長のメンツがかかったパンとおにぎり競争の回。次回からは元に戻りそうではあるが、いつもの東映量産型刑事ドラマではない、一風変わった雰囲気があって楽しめた。『冷たくて重い力』みたいな表現があったが、非現実的なものなのに、妙にリアリティがあって、犯人役の子が良かったのもあるが、訴えてくるものがあった。取り調べもいつものお涙頂戴ではなく、淡々としていて、多少の衝撃もあって、後味の悪さもあって、印象的なシーンだった。

ランキング情報

どみじなランキング
329位
偏差値
41.9
クールランキング
23位
どみじなスコア
2.768
どみじなドラマ賞
(受賞なし)

採点グラフ

ドラマ情報

ジャンル
刑事ドラマ(古典的)
放送開始
2022/4
放送系列
テレビ朝日
放送時刻
水曜 21:00
主な出演
井ノ原快彦
羽田美智子
吹越満
中村梅雀
山田裕貴
田口浩正
原沙知絵
深川麻衣
中越典子
向井康二

2話:感想・レビュー

  • 2.8
  • 4/13放送分

国木田電器が誘拐事件を捜査する回。被害者のカバンを、手袋も付けずに開けて、中の財布も開けて、現場保存は?と思った。奥さんの高笑いは違和感があるというか、そんなに憎んでいるなら、誘拐された時点で「ざまあみろ」って高笑いすると思うし、犯人にお金を要求されたら、「お金を用意できません」って言うだろうし、「警察呼ぶな」って言われたら、むしろ呼ぶと思った。"みんな不幸にしたい気持ち"は、分からんでもないが、被害者は、とばっちりな気がするし、やるなら、夫婦それぞれの悪行を文春した方が、現実的な気がした。

3話:感想・レビュー

  • 3.0
  • 4/20放送分

新戦力の天津飯が合流する回。深川麻衣が加わったのもあるが、それ以外にも、いいか悪いかは別にして、単独捜査が多かったり、それによって、今まであまり日の当たらなかった矢沢が、いい味を出していたりして、新しい風を感じた回だった。ただ、事件の行方は、やっぱり今までどおりで、新藤の複線はあるものの、100万くらいでそんなことする?とか、違和感は多かった。

4話:感想・レビュー

  • 2.8
  • 4/27放送分

売れっ子作家が編集者を鈍器でずんだする回。そのオチを正当化するには、周囲の怪訝そうな言動を、もう少し増やしてもらわないと、納得できないかなと思った。犯人の動機に、共感できる点もなく、せっかくの深川麻衣も出番が少なく、周囲に埋もれ、いつもの特捜9に戻ってきたかなと思った。