ドラマ『東京放置食堂』各話の感想・レビューと採点

• 3.4
• 9/15放送分

"仕事ができるんだろうけど嫌な奴"が日出子に会いに島にやってくる回。雰囲気がとてもいいドラマだなと思った。片桐はいりも工藤綾乃も、ついでに与座も、ハマり役というか、とてもしっくりきた。一話完結で、都会の悩みをゲストが持ち込んで、それを日出子が解決する、という流れになるだろうから、中盤からマンネリ化する心配はあった。

• 3.2
• 9/22放送分

現役の国民的アイドルが島にやってくる回。単なる弱音だろうし、贅沢な悩み、なのかもしれないが、悩みは人それぞれだろうし、他人から見たら、大したことない場合も多い気がするし、それを踏まえると、リアリティというか、日常感があるかもしれなかった。"くさや"が毎回キーアイテムになるようで、毎度「うまいうまい」言われると、食べたくなってきて、さすが飯テロのテレ東だなと思った。

• 3.2
• 9/29放送分

ヤクザの元親分が落とし前をつけに島にやってくる回。竹中直人が演じる元ヤクザは、迫力があったし、説得力もあったのだが、やっぱりクセが強いというか、ときどき竹中直人が出てきて、劇中から現実に引き戻される瞬間があって、諸刃の剣だなと思った。

• 3.2
• 10/6放送分

ウェディングドレスを着た女が島をさまよう回。一話完結で、ゲストが占める割合が大きいドラマだと思うので、ゲストの出来次第で、その回の面白さが左右される、と思っているが、前田のあっちゃんに対するハードルが、低すぎたせいもあるが、何気に説得力のある演技を、安定して出せてて、期待を上回った。片桐はいりも相変わらず安定していたし、いいキャスティングだなと思った。

• 3.2
• 10/13放送分

ベテラン都議会議員と若手秘書が島を視察に来る回。ゲストが二人だったので、中盤まで、テーマがぼやけた気がした。ドラマ自体のクオリティは高いと思うのだが、一話完結すぎて、さすがにマンネリ感が出てきたので、もう少し、日出子か渚の話を、縦串なのか横串なのか、全話でジワジワ進めて欲しいと思った。

• 3.2
• 10/20放送分

売れっ子脚本家が取材のために島を訪れる回。くさやにたどり着くまでが、これまでより雑な気はしたが、話としては楽しめた回だった。冒頭に、これ見よがしにシーンを持ってきてたのは、つかみとして、そこそこ成功した印象だった。

• 3.2
• 10/27放送分

大根を買い忘れたら女子高生が一人でたたずんでいる回。いつもとは構成が違うというか、風待屋のシーンが少な目だったというか、多少新鮮で、マンネリ解消によかった。海岸でぶん投げるシーンは、このご時世にやり過ぎかなというのと、本人も入れば、まだ良かったかなと思った。

• 3.0
• 11/3放送分

サラリーマンが気付いたら島にいる回。終電で大月に連れてかれる訳でもあるまいし、気付いたらフェリー乗って大島はありえないので、何かの例えなんだろうけど、それが渚と日出子に通じる気がしないので、なんか意味あったのか？っていう。渚の件も中途半端だし、日出子については何も解明されてないし、だったら途中で、渚回と日出子回を作ってくれてれば、と思った。