ドラマ『うきわ ―友達以上、不倫未満―』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/9放送分
広島から東京に引っ越してきたらブクブク沈んでいく回。ただの光量不足なのかもしれないけど、引っ越しの挨拶のシーンなど、あえて生活感を出すために、あごとか口周りのしわやたるみを、隠さずに映しているというか、劣化したかのように撮っているのが印象的だった。途中でブクブク音が鳴って例えたり、ドラマより映画的な表現が多い印象だった。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 202位
- 偏差値
- 53.4
- クールランキング
- 12位
- どみじなスコア
- 3.161
- どみじなドラマ賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- 恋愛ドラマ(不倫/禁断)
- 放送開始
- 2021/8
- 放送系列
- テレビ東京
- 放送時刻
- 月曜 23:06
- 主な出演
- 門脇麦
- 森山直太朗
- 大東駿介
- 西田尚美
- 小西桜子
2話:感想・レビュー
- 3.2
- 8/16放送分
セクハラ直太朗とベランダで泣く回。ドラマ的な派手さとか、盛り上がりはないものの、淡々とした中に、細かい起伏や表現があって、見応えがあった。"同じ穴のむじな"感を、これからどう正当化していくのか、もしくは正当化しないのか、どう処理するつもりなのか興味が湧いた。
3話:感想・レビュー
- 3.2
- 8/23放送分
仲良く遊んでいたら色々と邪魔が入る回。機嫌がいいとき、悪いときの、門脇麦の表情の違いが繊細で、ドラマとしては抑え過ぎというか、やっぱり映画寄りだなとは思うものの、全体的にそういう演出なので、違和感はなかった。そんな中でも、二人と他の人の、テンションの温度差みたいなのはあって、二人だけの世界というか、温度差がいい塩梅だった。
4話:感想・レビュー
- 3.0
- 8/30放送分
浮気についてお互い語り合う夜の回。なんか、夢やら妄想やらで、流れが悪かった気がするが、いい精神状態じゃないし、こういうのもある意味リアルな気がした。最近は、浮気ダメゼッタイな世の中なので、これを見るターゲット層って、どこを狙ってるんだろうと、素朴に謎だった。
5話:感想・レビュー
- 3.2
- 9/6放送分
なかったことにはしたくない回。掃除機への目線だったり、洗濯機への目線だったり、精神的に落ちているときの表現が、あるあるというか親近感があった。抽象的なたとえが多く、原作がそうなんだろうけど、でも上手く映像化できている印象だった。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 9/13放送分
納涼祭でやきそばの回。話の展開が面白い回だったし、それを邪魔しない演出というか、良い回だなと思った。むしろ終わらないで欲しい、というところに至っているのが、乙というか妙というか。そこらへんを、これまでジワジワと、視聴者のペースなどお構いなしに、ジワジワと展開してきたのが心憎いというか。
7話:感想・レビュー
- 2.8
- 9/20放送分
もう元には戻れない気がする回。話の展開がないというか、何も進んでない気がするし、停滞感がすごくあった。細かい感情表現みたいなのが、あれば楽しめたのかもしれないが、それもそれほどなかったので、時間が長く感じた。
最終話:感想・レビュー
- 3.2
- 9/27放送分
二人で前に進む最終回。この作品らしい、コントラストというかダイナミックレンジが低めな、繊細な空気感を醸し出して終わってしまったのだが、最後の方の無言の空気感など、あまり読み取れないところがあった。「笑えない気がするから」のくだりは、そういう向き合い方もあるんだなと思った。