ドラマ『ユニコーンに乗って』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/5放送分
EdTeckは金にならない回。『憧れの人に認められない』→『茫然自失になってフラフラになる』→『会議に遅れる』→『相手が怒って立ち去る』、といった風に、シーンの展開に因果はあるものの、その因果の距離が遠いというか、ありえなくはないけど、そんな分かりやすく茫然自失になるか?とか、人工的な話の印象が強かった。初回は永野芽郁と西島秀俊と広末涼子による期待感でなんとかなったが、次回以降は粗が目立つ気がした。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 76位
- 偏差値
- 60.3
- クールランキング
- 3位
- どみじなスコア
- 3.400
- どみじなドラマ賞
- 銀鮪賞
- 俳優賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- お仕事ドラマ(一般)
- 放送開始
- 2022/7
- 放送系列
- TBS
- 放送時刻
- 火曜 22:00
- 主な出演
- 永野芽郁
- 西島秀俊
- 杉野遥亮
- 坂東龍汰
- 前原滉
- 青山テルマ
- 広末涼子
- 武山瑠香
- 石川恋
- 山口貴也
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/12放送分
ユーザーなんならアクティブユーザーを増やすために奔走する回。「ファイルに入れたって言いましたよね」みたいに言っていたが、「入れた」とか言われたら普通、「え?上書きしてないの?どこに保存したの?」みたいにうろたえると思うのだが、そうならないということは『IT音痴』であって、ITスタートアップの社長とは相容れないので、残念なくだりだった。あと最後は何?そのスプレー?っていう。
3話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/19放送分
後輩のクイズ研究会になんとかしてもらいたい回。ワンピース並みに回想が長かった。功の佐奈への想いの深さに対する説得力として、ある程度の過去の経緯は必要なんだと思うが、その都度小出しでもいいのかなと思った。今回だと父親との関係と、ビジコンのキス未遂あたりの回想だけにしといて、その前の経緯はむしろ一話目に必要だった気がするし、30歳になって云々は取っといてもいい気がした。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 7/26放送分
資金調達に苦労したのちアイディアが生まれる回。ネーミングライツとか普通に普及しているので、それとほぼ一緒なことをなぜ思いつかなかったのか、あれだけ人数が揃っていながら、思いつかないのは不自然な気がした。佐奈が少し落ち込んで、小鳥が様子を見に行くシーンは、小鳥が喋り出すまでに少し間があって、その間が現実的というか、シーンの説得力とか重みとかが、その間で完成した気さえして、西島秀俊のさりげない演技に凄さを感じた。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/2放送分
ビジコンで優勝を目指してブラックな回。雰囲気良く出来ているから騙されそうになるが、お前は靴のサイズを知ってるのか?とか、会社PCでプライベートメール見ないわ、重いPCなら尚更見ないわ、とか、ダボダボの着るならジャケットない方がいいわ、とか、色々ツッコミどころがあった。功が勘違いしそうな振る舞いも違和感があった。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/9放送分
チームビルディングが大事な回。そんな昔のことを、出来事ならともかく、顔までよく覚えていたなという、一歩間違えればストーカーな気がするエピソードが、恋愛面において重要なトリガーなのがちょっと残念だった。これは花粉症とか言ってたくだりは、小鳥に強がる必要ある?っていう違和感と、そこまで負けん気の強い性格なら、貧乏に甘んじていない気もして、整合性の面でも、ちょっと違和感があった。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/16放送分
欲しいものは手に入ったからなの回。会社のそれしかない事業ができなくなるかもしれないときに、呑気に社員旅行に行くのは違和感があったが、広末が言うなら仕方ないかと、ある程度は納得できたものの、次回はゲーム大会になりそうな気配で終わったので、それは違うだろうと思った。コードを書くときに参考にしているサイトとやらは、そういうサイトは英語圏ばかりな印象があって、なぜいきなりハングル?と思った。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/23放送分
ブラック企業とユニコーン企業の回。前回のハングルがそれなりに意味あることは分かったが、だとしてもネイティブじゃない方で作るか?と思った。そしてやっぱりゲーム大会になって、ゲームの中で出会って入社してもらうとか訳わかんない方針に全リソースを注いでいて、さすがにないなと思ったが、坂東龍汰が重要なシーンに説得力を持たせていて見応えはあった。
9話:感想・レビュー
- 3.4
- 8/30放送分
大企業とベンチャーとM&Aの回。須崎の決断は分からなくはないし、そうなってもおかしくないように、冒頭から粛々と父とのコラボレーションを展開していたので、極端に不自然ではないが、やっぱり違和感があって、別に今じゃなくてもよくない?というのもあるし、むしろ恋愛が理由の方向に仕立てた方が、いさぎよかったかなと思った。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 9/6放送分
色々うまく行き過ぎて頭が痛くなる最終回。佐奈と功とその他の面々には明るい未来があって良かったのだが、小鳥さんに対するこの扱いはどうなんだろう、明るい未来といっていいのか微妙な感じで、かなりの功労者に対してかわいそうというか、急にベンチ入り扱いみたいな、モヤモヤする最終回だった。