ドラマ『unknown』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.2
- 4/18放送分
吸血鬼なんですけど愛してくれますかの回。火事場から出てくるこころがカッコよくて、唐沢寿明くらいに見えた。ミステリーがありつつ愛に行き着くドラマなのかなと思うが、ファンタジーもあり、一般受けするのかな?という疑問がありつつ、今後への期待感は薄めだった。木野花の梅ばあの口の悪さと、虎松との掛け合いが印象的だった。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 122位
- 偏差値
- 58.9
- クールランキング
- 13位
- どみじなスコア
- 3.351
- どみじなドラマ賞
- 俳優賞
- 場面賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- ミステリードラマ(一般)
- 放送開始
- 2023/4
- 放送系列
- テレビ朝日
- 放送時刻
- 火曜 21:00
- 主な出演
- 高畑充希
- 田中圭
- 町田啓太
- 麻生久美子
- 吉田鋼太郎
- 小手伸也
- ファーストサマーウイカ
- 木野花
- 井上祐貴
- 曽田陵介
- 酒向芳
- 長田成哉
- 新納慎也
- 石川禅
- MEGUMI
- 井浦新
2話:感想・レビュー
- 3.2
- 4/25放送分
母はニュースキャスターで父はナイトドクターの回。メルカリの小ネタなど、愉快なセリフがあったりしたのと、棺桶組み立てのくだりなど、吉田鋼太郎のコミカルさがドラマにハマっていて楽しめた。虎松の謎をベースにした雰囲気を、完全には損ねないながらも、アクセントとしてちゃんと存在感があって、薬味的に吉田鋼太郎が効いているように見えた。公務執行妨害のあとのやつは、局でニンニク入りの弁当食べてなかったっけ?と思った。
3話:感想・レビュー
- 3.2
- 5/2放送分
一緒に住みつつ結婚式の準備を進める回。冒頭の謎のシーンや、落書きを見つめる弟や、終盤の襲撃など、サスペンス感を生み出すイベントがちょくちょくあって、虎松の父の謎と、事件の謎もあって、サスペンスとミステリーの薄い霧をうまく纏った仕上がりだと思った。ただ、話の進みは遅い気がして、テンポは良くはなかった。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/9放送分
来る前に電話しろよの回。いつになくコミカル色が強めで、冒頭のこころは違和感があったが、ラストに向けてのコントラストが鮮やかになって、振れ幅としては元気がよくて楽しめた。世々塚の部屋のインパクトというか、説得力が凄すぎて愉快だった。ラストは話的には唐突な気はしたが、演技で押し切れていたのが印象的だった。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/16放送分
大五郎と新たな犠牲者の回。愛のカタチと相手の見えないところ、みたいなドラマなので、その流れで、母の日特集なのかなと思ったが、あまり馴染まないというか、少し据わりが悪かった。加賀美の行為は、そういう想いなのか知らないが、コミカルに処理できる気がしなかった。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/23放送分
警察は何をやってんだと結婚式の回。最初に事件の被害者のくだりをやって、重苦しい雰囲気をまといつつ、その後の展開はコミカルも交えるが、時折でてくる虎松の悩みの種が、釘を刺すというか、コミカル寄りの雰囲気から、緊張感を与える差し水的な効果があって、ケンカもあったし、加賀美がほっこりしたりして、色彩豊かな回だった。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/30放送分
こころが黙秘する回。事件の謎として、紐解かれてはいないものの、犠牲者が出ることで、犯人が絞り込まれていくので、結果として紐解かれている錯覚はあるが、謎が深まっているだけな気もしつつ、ミステリーとしては、核心に迫るというよりは、落ちていくような感覚があって、それはそれで面白かった。状況的に完全黙秘で通せるあたりは、少し違和感があった。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/6放送分
犯人の狙いが見えてくる回。冒頭の事件でパニック状態にしてから、道中で謎の核心に迫りつつ、サスペンス感を段々と強くして、ラストでしっかりと盛り上げていて、演出が見事にハマった印象だった。話的には、そこまで知ってるなら、虎松に注意喚起くらいしても、というか、しないとダメな気がして、冷静に考えると違和感があった。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/13放送分
真相が明らかになる最終回。もっと早めに真相を犯人に話していれば、もしくは、近くに親しい警官が二人もいるのだから、相談して秘密裏に対策していれば、という気がするし、相当長い間、真相を知りながら呑気に団らんしていたということだから、犯人の幼少期に犯した罪より、もっと重い罪を最近犯しているような気がして、納得感は低めだった。知らない面を知っても好きかみたいなところがテーマだと思うが、事件の方に引っ張られて、おざなりというか、事件との親和性が……、と書いていて、テーマでいう、こころ達と対極のところに、犯人はいたのかなと、やっと気づいた。