ドラマ『ウソ婚』各話の感想・レビューと採点

• 3.2
• 7/11放送分

譲り癖がある優しい子の回。カット割りがドラマらしいというか、顔アップで背景ぼかすみたいな、ベーシックながら、控え目な表情の機微が感じられて、効果的だと思った。努力しなかったから自業自得と語っていたが、どちらかというと、マジメに努力して、いい大学に入って、そこそこ大企業に入ってそうなので、違和感があった。男の方も、好きならもっと執着するというか、誰かと結婚でもされたら詰むから、連絡ガン無視とかはありえないし、好きな子をいじめる延長なんだろうけど、違和感があった。

• 3.2
• 7/18放送分

男は所帯を持つと責任感が生まれるらしい回。1話目のSIDE-B的なところがありつつ、匠の半生ダイジェストもあって、経緯や動機が説明されることによる、全体的な説得力の底上げみたいなのを成し遂げた回だった。二人の幼少期も描かれ、共感性も高まったし、展開として有意義な回だった。

• 3.0
• 7/25放送分

取引先社長の誕生日パーティーに突撃する回。匠の目線からだとカワイすぎるという説得力が、八重@長濱ねるにあって、外見はもちろん、雰囲気的なものや、ヒール履いてはしゃいでいる感じなど、演技を含めて、トータルでかわいかった。話の面では、疑似夫婦が始まったばかりで、恋愛ドラマとしての旨みがほとんど出ていなくて、どちらかというと、八重の生き方に関するヒューマンドラマみたいになっていて、楽しめるのはまだ先かなと思った。

• 3.0
• 8/1放送分

0120-107-929城本クリニックで使用感を出す回。まあまあの進藤回だったが、裏表があるので、難しい役ではある気がして、演技経験がそんなにないはずなので、大変だなと思った。話の方は、匠と八重が共同作業をして、仲を深めた感があったので、退屈ではなかった。

• 3.0
• 8/8放送分

進藤がやって来る回。結局、進藤はまんまと騙せたということでいいのか、レミへの返信に「たぶん」が付くのが、この回の締まりのなさに繋がっている気がした。二人で歩いているときに、心の箱がうんたらと言っていたが、八重が言うと、もう一方の幼馴染が好きなんです、って意味にならないか？というか、パセリの例えもだが、あのへんのシーンが、オブラート包みまくりで、回りくどかった。