ドラマ『やんごとなき一族』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.4
- 4/21放送分
深山家に嫁いでしまう回。「結婚しません」とか、「実家の味を守ります」とか豪語していたのに、結構短いスパンで、コロっと変わっていたのは違和感があって、もう少し、間にエピソードが欲しい気がした。一話目から、見どころは松本若菜かな、と思わせる、昼ドラにありがちな狂気を纏っていて、なかなかインパクトがあった。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 76位
- 偏差値
- 60.3
- クールランキング
- 4位
- どみじなスコア
- 3.400
- どみじなドラマ賞
- 俳優賞
- 場面賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- ホームドラマ(その他)
- 放送開始
- 2022/4
- 放送系列
- フジテレビ
- 放送時刻
- 木曜 22:00
- 主な出演
- 土屋太鳳
- 松下洸平
- 松本若菜
- 木村多江
- 石橋凌
- 尾上松也
- 馬場ふみか
- 石野真子
- 佐々木希
- 渡邊圭祐
- 松本妃代
- 倍賞美津子
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 4/28放送分
お義父さんの愛人問題の回。押し出し感強めの小沢真珠の登場で、松本若菜のメンター現るみたいな、二人の狂演が、今後も楽しみな展開だったが、愛人小沢の方は、今回だけのゲストっぽく、早くもロス感があった。当主とばあさんと義母が織りなす、粛清エコシステムが、サスペンス風味の出汁となっていて、演技含め説得力がしっかりしているので、顔芸だけではない、複雑な味わいだなと思った。
3話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/5放送分
大介とリツコの生きる道の回。終盤の修羅場が、いまいち腑に落ちないというか、シンプルに考えれば、すれ違いなので、佐都と健太がたくらめば、軌道修正ができなくはない気がしたので、たとえ失敗するにしても、チャレンジしない姿勢が、佐都のキャラクターと相違するような気が、なんとなくした。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/12放送分
マダムキリコと蜘蛛の糸の回。なんか最後は、ルールが変わった気がして、圭一からしてみれば、佐都を追い出す格好のチャンスなので、ルールを変える動機がなくて、不自然な気がした。最後は、有沙が怒るのは当然な気がするし、モヤモヤした終わり方だったなと思った。
5話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/19放送分
結婚を阻止したい回。義兄たちによる工作のくだりが、彼のターニングポイントになった訳だが、もの凄い舵を切った割には、あっさりしすぎているというか、何も語らな過ぎて、説得力がないというか、だったら顔芸あたりに、周到な工作内容を、セリフで説明させても良かったのかなと思った。ここの説得力が足りないせいで、終盤までのくだりがフワフワした印象だった。
6話:感想・レビュー
- 3.4
- 5/26放送分
美保子の陰謀と明人のトラウマと茶会の回。佐都の母を嵌めたり、茶会で思い通りに行かなくて、ふてくされながら拍手するシーンとか、出自に関するネガティブと、その後の夫婦二人のシーンまで、美保子ワールド炸裂で楽しめた。ドラマ界は、第二の小沢を手に入れたかもしれなかった。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/2放送分
タケノコとナダルとパーフェクトヒューマンの回。美保子がパワーダウンした代わりに、泉が台頭してきたのは頼もしかったが、最後の母の心変わりは、佐都がつらい想いをしていると分かっているシーン、がそんなにはなかったので、説得力がなくて、取って付けた感があったかなと思った。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/9放送分
狂気のパーフェクトヒューマンの回。泉の狂気によって、薄くサスペンス感が継続するなかで、時折ある美保子の珍行動が愉快で、泉の話だけにならなかったし、アイデンティティを忘れない、という面でも良かったなと思った。
9話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/16放送分
美保子のノンフィクションの回。以前に久美さんが、「この家を変えて頂戴」みたいなことを、言っていた気がするので、男の子を産まないとダメな風潮を、久美さんが「仕方のないこと」と表現しているのは、違和感があった。変えたい意欲が、少しでも見えたらよかったのだが、むしろ、『これは変えられない』みたいな立ち位置だったので、過去のあの言動はなんだったんだろうと思った。
10話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/23放送分
ごめんなさいどちら様ですかの回。なかなか残酷な展開だったが、その期間は、ドラマのいいところをスポイルしている気がするし、少し長いかなと思った。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 6/30放送分
深山家が傾く最終回。佐都と健太の仲直りとか、久美の情けとか、展開に必然性を感じなく、感情的なものだから、そういうものだと受け取るしかないというか、共感できる人とできない人がいるような、曖昧で、なあなあな展開だなと思った。明人の件は、罪に対して、みんなスルーしすぎでは?と思った。