ドラマ『やわ男とカタ子』各話の感想・レビューと採点

• 3.4
• 8/7放送分

どうせ喪女だからの回。小柳@三浦翔平の「バッキバキのオネエだわ」の言い方が愉快すぎて笑った。今のところ、三浦翔平がオネエをやっている物珍しさが、このドラマの原動力になっていて、一話完結でもないし、話は後からついてくるタイプかと思うが、物珍しさは出オチに近いところがあって、次回以降うすれてくるので、展開が早めに追いつくのを願うばかりだった。

• 2.8
• 8/14放送分

喪女のもじゃもじゃホームパーティーの回。どうも盛り上がりに欠けていて、オネエ@三浦翔平の物珍しさも、危惧したとおり前回までで切れてしまったし、恋愛が始まる気配がないどころか、モブキャラと馴れ初めしそうな勢いだし、恋愛ドラマとしての展開を期待しているのだが、暗めのヒューマンドラマが横たわっていたというか。喪女か喪女だった女子が観れば、共感するところがあって、楽しめるのかもしれないが、そうじゃない女子か男子にとっては、刺さるものが何もなくて、今のところ、共感対象が狭いドラマなのかな、と思った。

• 3.0
• 8/21放送分

風邪ひいて相席居酒屋して河原の回。小柳の過去が多少は深掘りされたので、共感性アップの効果があったのと、物語にコクがプラスされて、前半は有意義な展開だった。その後、小柳と藤子が意識しはじめたのを意識しはじめたので、恋愛ドラマなのか、ラブコメなのかの、軌道にうまく入って、終わってみると、ダイヤル式の鍵が開くみたいな気持ち良さがある回だった。

• 3.2
• 8/28放送分

藤子のクセのある弟登場の回。藤子の部屋でのコミカルなシーンが多く、花のくだりなど、程よいコミカルだったが、キス練のくだりは、さすがにコミカルすぎるというか、バーでのビンタも、現場での突然の要求なのかなという、少しグダグダというか、テンポが管理されていない印象もあって、ハメを外し過ぎな気がした。ただ、ラストなどのシリアスとのコントラストができて、観終わったときの満足感みたいなのは、前回とかよりはあった。

• 3.2
• 9/4放送分

喪女丸をやめますの回。ここにきて喪女丸が幅をきかせてきたが、話的には、マンネリ気味だったので、いい変化だった。喪女丸だけではなく、主役組も同時進行だったので、話に厚みが出たのと、久美の抱えるものに繋がるような要素もあって、いい流れだなと思ったが、友人とはいえ再度集まらせたり、その割にどっか行ったり、その他もろもろ、恋愛以前の人間性の面で、ん？と思うところがあって、こじれているから歪んでいる設定とはいえ、友人になったのだから、そこは分けて欲しい気がした。

• 3.2
• 9/11放送分

不倫だめ絶対の回。小柳－藤子ペアじゃないから気楽なのか、尾行など、いつもよりはコミカルなシーンが多い印象で、かつ、演出もハメを外さない程度にコミカルだったので、笑いあり涙ありと認識できて退屈しなかったのと、いつもどおりのしっとり感も感じられて、バランス的には、今までの回で一番よかった気がした。