ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』各話の感想・レビューと採点
各話の感想・レビューと採点
1話:感想・レビュー
- 3.4
- 1/17放送分
婚約者にふられて荒れる回。ドラマ本編もよかったが、この枠にまた夏木マリがいることに驚いたし、今度は芸術は爆発系の役を好演していて、ユーティリティ性高いなと思った。ドラマの方は、リアリティよりフィクションとしての楽しさを優先して、多少派手な部分はありつつも、人間くささは根を張っているというか、今後が楽しみな仕上がりだった。
ランキング情報
- どみじなランキング
- 46位
- 偏差値
- 61.5
- クールランキング
- 3位
- どみじなスコア
- 3.438
- どみじなドラマ賞
- 銀鮪賞
- 俳優賞
- 場面賞
- 主題歌賞
採点グラフ
ドラマ情報
- ジャンル
- 恋愛ドラマ(一般)
- 放送開始
- 2023/1
- 放送系列
- TBS
- 放送時刻
- 火曜 22:00
- 主な出演
- 広瀬すず
- 永瀬廉
- 夏木マリ
- 松本若菜
- 田辺桃子
- 遠藤憲一
- 黒羽麻璃央
- 松雪泰子
- 酒向芳
- 伊原六花
- 内田理央
- 増田貴久
- 川上洋平
- 櫻井海音
2話:感想・レビュー
- 3.4
- 1/24放送分
婚活して気を紛らわす回。空豆と音の投げ合いのシーンは印象的で、兄弟ゲンカ一歩手前なじゃれあい方になっていて、もう少し抑えた方が馴染むんだと思うけど、現時点で兄弟のような関係性だと植え付けたい意図があるなら、馴染みすぎない方がよいはずで、そのへんのちょっとだけ強めにするバランス感覚が秀逸だった。
3話:感想・レビュー
- 3.4
- 1/31放送分
爽介さんとデートして結婚への回。夏木マリの「クラゲ」とか「ホラー」の言い方が程よくコミカルで、そのシーンを印象的にしてキュッと締めるような、シーンとシーンの展開が単調になるのが避けられているというか、それ以外にも安定感があって、シーンに対して支配的というか、他の人はセリフを当てはめるだけでよくて、それ以外は勝手にやってくれるみたいな、夏木マリフレームワークみたいなところがあるなと思った。
4話:感想・レビュー
- 3.4
- 2/7放送分
服に興味を持ち出す回。チケットを破くシーンとか、やってる事はハチャメチャなのに、その感じが伝わってこないのは何でだろうと考えてみた結果、映像がキレイすぎるのかなと思った。映画的というか、背景も含めてキレイに撮れているし、フォーカスのボケ具合もキレイで格式高いのだが、ああいうシーンは背景より人物を大き目に撮った方がドラマ的だし、迫力が出るメリットはあるはずと思った。バケツのシーンは『ぬるま湯に優しさを感じた』ということなんだろうけど、まずはちょっと怒るような気がするし、棒立ちじゃなくて『ざまあみろ』的な感じの方が自然だと思うのだが、テンパり具合を表現したくてああなったのか、あのシーンの意図はよく分からなかった。
5話:感想・レビュー
- 3.6
- 2/14放送分
アンダーソニアでパワハラをの回。前回までは、ひとつ屋根の下の三人のシーンが、なんだかんだ主力な感じだったが、今回からアンダーソニアの面々と空豆の関係性ができて、そっちもかなり強力だったのと、吹っ切れたイソベマキ界隈も力強かったし、新一年生に流川と少し成長した桜木がいるくらいの頼もしさがあった。裏でじわりと恋愛が進んでいるのも好印象で、『90度』も印象的だった。
6話:感想・レビュー
- 3.6
- 2/21放送分
レコーディングと車イスのお客さんの回。空豆のアイディアはともかくとして、出来上がった服に説得力がなくて、手放しに『いい』ってならなかったのと、「火が通るまで見ててね」と言われたのに、全然見てない『パエリア焦げるんじゃないかサスペンス』があって、恋愛面で重要なシーンが直後に続くので、いらないサスペンスだったし、「ほっとけば出来るから」とか「いいニオイしたら呼んで」くらいでよかったというか、いいシーンだっただけに勿体なかった。
7話:感想・レビュー
- 3.4
- 2/28放送分
服作ってPV撮影の回。空豆が作る服が最重要キーアイテムだったのだが、PVのディレクターらしき人に「いいじゃない」とか、アンダーソニアのデザイナーに「いいじゃねぇか」と言わせる程の、『服凄い』感がなくて、どちらかというと「野暮ってぇな」と言われそうな出来栄えに見えた。服とデビューの話がメインだったが、二人で居なくなって寂しいやつとか、たまに恋愛面のリマインダーが発動して、親切な作りだった。
8話:感想・レビュー
- 3.4
- 3/7放送分
引っ越しとオイのアイディアの回。夏木マリの目隠しは愉快だったが、その後、告るチャンスは、次の日の朝とか、引っ越し後でも、たくさんあると思うので、告れないことの説得力は欠けていた。中盤の「これかな」と言ってフォルダを間違えるやつや、終盤のスタジオを見るシーンや、序盤の目隠しも、無理やり感を隠し切れず、あざとさが少し目に付いた。
9話:感想・レビュー
- 3.4
- 3/14放送分
セイラの計が発動する回。冒頭のセイラの行動がしっくりこなくて、あれをやることで、空豆と音がくっつくのを一時的に阻止できるものの、普通はすぐにバレるだろうし、バレたら空豆にも音にも嫌われるだろうから、普通はそんなことはできなくて、メンヘラ力の賜物だと言われたら、そうですかとしか言えないが、最終回に向けての極めて重要なイベントなので、説得力が重要というか、そこがフワッとしたので、それ以降の展開にも説得力が出なかったように見えた。「付き合っとっと?」とか聞いちゃえばいいというか、聞かないのが不自然だった。
最終話:感想・レビュー
- 3.4
- 3/21放送分
また高い所から愛を叫ぶ最終回。呼び出しておいて遅刻するというのが、意味が分からなくて、プライベートではあるが大事すぎる用事であって、なぜアディショナルタイム的な打ち上げを優先するのか、大切に思う気持ちとバランスが取れないというか、ピロピロ飲みがなければ会えてないし、なんなら自らピロピロしてフェードアウトするくらいの男気が欲しかった。片方が夢破れた状態で終わっているので、スッキリはしなかった。