ドラマ『持続可能な恋ですか? ～父と娘の結婚行進曲～』各話の感想・レビューと採点

• 3.4
• 4/19放送分

父が婚活パーティーに申し込んじゃう回。冒頭の、湖みたいなシーンで、景色だけと思わせ、手が出てくるカットで、いいドラマになりそうだなと思った。『自分の問題』的なシーンで、杏花を周って撮ったり、ちゃんと意図のあるカット割りというか、ただ撮るだけではない、映像の力を感じた。俳優陣もいいし、話も積み重ねで楽しくなりそうだし、今後への期待感があった。

• 3.2
• 4/26放送分

優しい嘘とか趣味が合うとか合わないとかの回。上野樹里がキレイで、ヨガインストラクターの説得力があったり、松重豊のコミカルが程よかったりしたが、何も起こらなさすぎて、観ながら他のことを考えてしまった。日常の中に、恋愛が埋まりすぎて、好きだったことを忘れそうになるというか、その日常も、特に起伏がないので、今回だけでいうと退屈してしまった。あと、先生の嘘は、努力の嘘ではないと思った。

• 3.2
• 5/3放送分

時間泥棒と恋泥棒の回。同居を許したっぽいシーンはあったが、いつまでと思って許したのか、引っ越しを手伝ってたから、かなり長期でも可、ということなんだろうけど、幼馴染とはいえ、居候が、ベッドとか家財一式もってきたら、引かないか？と思った。今回プルプルしてたから、確信してしまったが、ゆりやんのインストラクターが説得力に欠けていて、ヨガスタジオの受付とか、他の役柄にできなかったのかなと思った。

• 3.2
• 5/10放送分

キュンの意味と頑張れとセミナー最後の日の回。LINEとか交換しているわけだし、引越を手伝ってから、少し変な感じになったものの、友達関係は基本的に良好なので、今生の別れっぽくなっているのは、少し違和感があった。「また連絡します」とか、言えばいいだけなのに、最後のシーンに持ってきたいから、という話都合な感じがした。

• 3.4
• 5/17放送分

サステナブルとスカーフと姉妹の回。そこそこ泣いていたのは、心から気を許せる存在になっている、ということなんだろうけど、以前に、母の手紙を読んでいたときとか、吐き出すタイミングはあった気がして、少し違和感があった。母の件で泣くのは、そこそこにして、晴太とのやり取りで、号泣してもらった方が、シンプルだし、ドラマの趣旨に合うんじゃないかと思った。

• 3.2
• 5/24放送分

キャンプでコングラチュレーションの回。リアリティを追求した結果、なのかもしれないが、話の進みが穏やかで、悪く言うと、話がなかなか進まず、テンポが悪いという、ドラマという見せ物では、リアルすぎるのもあれだなと思った。

• 3.4
• 5/31放送分

林太郎さまにおかれましては笑顔がきゅんですの回。颯が不在になったおかげか、明里の登場時間が増え、二組の恋の並行に集中できるというか、ずいぶんスッキリしたなと思った。公園ランチのシーンは、セリフ量が少なかったが、間延びすることなく、セリフがないところの演技で、十分伝わってきたし、贅沢な時間の使い方だなと思った。

• 3.4
• 6/7放送分

怪しいパネルを売りつけられる回。最終回手前で、暗雲たちこめる回なので、そんなに楽しめる回ではないのだが、暗雲の立ち込め方が地味というか、真綿で首を締められるような、ゆったりとしているところは、このドラマらしいというか。

• 3.6
• 6/14放送分

林太郎と明里がいい感じになる回。松重豊の確かな説得力が、かなり発揮された回だったというか、無双だった気もする回だった。恋愛パートでは、深みの感じられる演技で、"微笑ましいが少し複雑"な関係性に説得力があったし、杏花のことでは、多彩な表現というか、"父と娘にありそうな一幕"を作りあげてて、凄さを再認識した回だった。

• 3.4
• 6/21放送分

強いて言えば骨な最終回。微笑ましかったし、無難な終わり方だったが、晴太の心情が、いまいちよく分からないのと、他人の結婚式をぶち壊すキャラじゃないのと、それを許す杏花ではないので、違和感があるというか、モヤモヤした。